『TWD』の世界の起源は明かされていない
2010年から続く大人気ドラマ『ウォーキング・デッド』は、2003年から2019年まで連載されたコミックが原作。原作者の1人であるロバート・カークマンは、ドラマの制作にも携わっている。
そんな『ウォーキング・デッド』シリーズは、ウォーカーと呼ばれるゾンビがはびこる世界が舞台だけれど、その世界における生き延びた人間同士の関係が物語の軸となっており、なぜウォーカーが発生したかは明らかにされていない。それでもストーリーは面白く、ドラマやマンガを見ている時には熱中してしまうけれど、ふとウォーカーの起源について“なぜ?”という疑問が浮かんでしまうことも。
そんな疑問を直接ロバートにぶつけてみようと思いたった1人のファンのツイートに、ロバートが返信するという出来事があった。
原作者が意味深ツイート
「ヘイ、ロバート・カークマン。コミックが終わったのに、僕達は答えをもらってないよ。何によってゾンビは発生したの?」と、ツイッターでロバートへメッセージを送ったファン。するとロバートは、ある1つの単語だけを返信。それは…?
「宇宙の胞子」
なんと、ウォーカーが誕生したのは、宇宙から飛んできた胞子が原因!? とはいえ、ロバートには、ウォーカー誕生の原因はエイリアンだとウソをついたと明かした過去もあり、これは単にロバートのジョークだと思ったファンも多いのだけれど、ロバートはこのツイートを後日削除! それによって、そのツイートは本気だったのではないかと感じるファンもいる。
ドラマでも伝染病の起源が分かる?
また、ドラマでも遂に、伝染病について描かれるかもしれない。『ウォーキング・デッド』のスピンオフドラマで、感染が広まってから10年後が舞台の『The Walking Dead: World Beyond(原題)』では、レオ・ベネットというキャラクターが登場。彼は著名な生化学者/遺伝子学者であり、伝染病の対策を開発しようとしている。レオを演じるジョー・ホルトは、その役柄について、コミコンでこう分析している。
「彼は表面上は、伝染病やその流行を治すために発見したことについて、知識を教えようと回っている。だから彼は別のコミュニティへ行って、彼の知識を与え、助けようとする」
伝染病やウォーカーの起源について、どこまで深掘りされるのかは分からないけれど、それについての新しい情報が出てくる可能性がありそうだ。『The Walking Dead: World Beyond(ウォーキング・デッド:ワールド・ビヨンド)』は、新型コロナウイルスの影響で放送開始が遅れており、シーズン1は2020年10月4日より放送される。(フロントロウ編集部)