DCがリアルヒーローにスポットライト当てる
ワンダーウーマンやスーパーマンなどのスーパーヒーローの物語を届けるDCコミックスが史上最大級のオンラインイベントDCファンドーム(DC FanDome)を8月23日に開催。その中で、現実世界のヒーローたちを称える特別番組が配信された。
In a world grappling with a crippling pandemic… they stepped up to help others in their communities and across the globe. You have two more opportunities to see CNN Heroes in action today only at #DCFanDome. https://t.co/nlYBPWSoO9. pic.twitter.com/wQ9oqMXGod
— CNN Heroes (@CNNHeroes) August 23, 2020
今回DCファンドームでは、素晴らしいアクションを起こした一般人に賞を授与するCNNヒーローズとコラボ。『CNNヒーローズ:新型コロナウイルス時代のリアルヒーローたち』として、パンデミックで混乱する社会において、人助けや慈善事業に情熱をささげる人たちを紹介した。
『CNNヒーローズ:新型コロナウイルス時代のリアルヒーローたち』で紹介された人たち
■新型コロナウイルスのなかでも里親を必要とする動物のために活動をつづけた動物愛護団体Muttvilleの創設者シェリ・フランクリン
■自分の貯金と3Dプリンターを使って医療従事者に無料で配るフェイスシールドづくりをした12歳の少年ジョージ・マルティネス
■年配者を中心に外出を避けている人のために無料で生活必需品の買い出しを続ける男性グレッグ・デイリー
■日給で暮らす人々に食事を無料提供するチャリティ活動Feed The Needyを立ち上げた兄弟
■新型コロナウイルスのために休業になったレストランに運転資金と食材などを提供して、食料を必要としている団体と繋ぐOperation BBQ Releifの創設者スタン・ヘイズ
■自主隔離するお年寄りの話し相手を電話でしたり、老人ホーム向けのラジオ放送を行なったりと、感染リスクが高い年配者たちに手を差し伸べる若者たち
■自宅の庭を歩く挑戦と引き換えに寄付を募り、医療従事者たちのために40億円以上の寄付金を集めた100歳の退役軍人トム・ムーア
番組では最後に、新型コロナウイルスのせいで引き起こされた悲しみやネガティブな感情との向き合い方にも言及。ポジティブな行動を起こすこと、体を動かすこと、1日1度でも良いからポジティブなことと触れてマインドフルになること、話して気持ちを整理すること、動物と触れ合うこと、信仰している宗教がある場合は信仰心を絶やさないこと、そういった感情は天気のように移り変わるものであることを理解して焦らないこと、人とつながることなどがアドバイスされた。(フロントロウ編集部)