ジョンが一部の『スター・ウォーズ』ファンに怒り
2015年の映画『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』に初登場し、その後『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』、『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』に出演したフィン役のジョン・ボイエガが、ツイッターでトレンド入りするという出来事があった。というのも、ジョンが『スター・ウォーズ』の一部のファンに対して、怒りのツイートを連投したから。
「スター・ウォーズの有害なファンが、まだ僕へのメンションをしてくる。素直になったほうが良いかな?僕は君達にもう構わない」
自分の出演作の一部のファンを有害と言い、放送禁止用語を使ってツイートしたジョン。さらに続けて…。
「わが主は有害なファンに、失せろというのを長い間待っていた」
なかなか過激なジョンのツイートは話題となったけれど、ジョンの苛立ちに理解を示すファンは少なくなく、最初の投稿にはなんと33万を超えるいいねがつき、ジョンの一部ファンへの怒りのツイートがトレンド入りを果たしてしまった。じつは、ジョンが失礼なファンに反応したのはこれが初めてではない。
ファンからの嫌がらせも深刻だった続3部作
『スター・ウォーズ』をめぐっては、とくに『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』が賛否両論を巻き起こし、ライアン・ジョンソン監督に殺害予告が出されたり、ローズ・ティコ役のアジア系俳優ケリー・マリー・トランに嫌がらせが相次ぎ、ケリーがツイッターアカウントを削除したりと、かなり深刻な状況に陥った。当時からそのような一部のファンの行動にノーを突きつけていたジョンは、SNSユーザーからの失礼な発言にも言い返してきた。
過去には、『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』で賃金が得られて嬉しかったとしたジョンに、ある映画ファンが、「『スター・ウォーズ』続3部作でメインキャラクターの役を得た時の気持ちを覚えてないの?そんな風になってしまったなんて恥ずかしい」と投げかけたところ、「覚えてるよ!君は(その時の気持ちを)覚えてるわけないよね。僕は君に会ったことがないんだから」と返信。
これに対して別のユーザーが、「君はすごく傲慢になったね。悲しいよ」とコメントした際に、「それってみんながセレブリティに対して言いがちなことだよね(笑)すごくつまんない」と返し、ジョンの強気な姿勢に注目が集まっていた。
『スター・ウォーズ』の続3部作のうち、2作品で監督を務めたJ・J・エイブラムスは、3部作の主人公であるレイを演じたデイジー・リドリーがスター・ウォーズファンでないと知った際に、「(君が起用されるのは)映画の役柄ではないんだ。人々のための宗教なんだよ」と警告したという。そんな熱狂的なファンを持つ『スター・ウォーズ』作品に出演したジョンもまた、多くの失礼なコメントを受け取ってきており、今回の発言をするに至った。(フロントロウ編集部)