大人気映画『トップガン』で、主演のトム・クルーズが実際に着用したヘルメットがオークションに出品。その落札価格が驚き。(フロントロウ編集部)

新作公開が待ちきれない!『トップガン』

 アメリカ海軍パイロットのエリート養成学校、通称“トップガン”に所属するエースパイロット候補生の挫折と栄光の日々を、瑞々しい青春&ラブ・ストーリーで描き出した映画『トップガン』。1986年に公開され、日本でも空前の大ヒットを記録した本作は、主演のトム・クルーズを一気にハリウッドのスターダムの頂点へと押し上げた名作でもある。

 2021年7月2日には35年ぶりの新作である『トップガン マーヴェリック』の公開が決定。新型コロナウイルスの影響により当初公開が予定されていた2020年7月から、約一年の延期を経て待望の上映となる。日本での公開日は今後発表となる。

 そんな映画『トップガン』より、1986年に公開された映画の中で実際にトム・クルーズが着用していたヘルメットがアメリカのオークションに出品された。

『トップガン』のヘルメットがオークションに

 出品されたのは、1986年の『トップガン』でトム・クルーズことマーヴェリックが被っていた軍用ヘルメット。ヘルメットの両サイドにはワシのステッカーがあしらわれ、前と後ろには「マーヴェリック」というコールサインが描かれている。今回出品されたヘルメットは、トムに合うように作られたヘルメット3つのうちのひとつ。

画像: ©️Prop Store

©️Prop Store

 コスチュームスーパーバイザーのジェームズ・W・タイソンによると、ヘルメットは当時トムやスタントパイロットのために全部で10個制作されたという。映画の制作が終了した後、2つはスミソニアン博物館にわたり、3つがハードロックカフェに売却され、残りは監督やプロデューサー、俳優らに贈られた。

 オークションを主催しているプロップストアの最高責任者は、米CNNに「間違いなく本物です」とコメント。このオークションは通常、実際の会場を使って行なわれているが、今年は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、インターネット上で行なわれた。

『トップガン』のヘルメットの落札価格

 2020年7月26日から27日にかけて行なわれたオークションは、激しい落札争いとなった。当初の予想落札価格は約550万円(50,000ドル)から約770万円(70,000ドル)くらいだと予想されていたものの、なんと、最初から約680万円(6,500ドル)という驚きの値が入札された。

画像: ©︎PARAMOUNT PICTURES

©︎PARAMOUNT PICTURES

 その後どんどん価格はつり上がっていき、なんと最終的には約2,860万円(260,000ドル)でストップ。予想を3倍以上も超えた落札価格に、『トップガン』ファンをザワつかせた。

 ちなみに、今回ロサンゼルスで開催されたオークションにはこのヘルメットのほかにも、『スター・ウォーズ』や『スタートレック』などの映画作品やその他のTV番組の小物も出品された。映画『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』のダースベイダーの衣装は、約2,530万円(230,000ドル)で落札された。(フロントロウ編集部)

※本記事は、『トップガン マーヴェリック』の公開日に誤りがありましたので訂正いたしました。

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