バットモービルが動いた!
『猿の惑星:聖戦記』のマット・リーヴス監督が手掛ける2021年公開予定の『ザ・バットマン』は、先日開催されたDCファンドームで第1弾予告編が公開されたものの、今のところ新型コロナウイルスの影響で撮影が中断されている。リーヴス監督いわく、現時点では25%~30%程度しか完成していないそうだけれど、9月には撮影が再開されると見られている。そんななか、ファンも沸き立つある様子が目撃された。
この日、イギリスのベッドフォードシャーにあるイギリス空軍の元飛行場である、カーディントン飛行場で目撃されたのは、バットモービルの試験走行!
バットマンの愛車であるバットモービルは第1弾予告編でもその姿を見せていたけれど、走る様子が目撃されたのはこれが初。洗練された個性的なデザインでありながら、走行は問題なく行なわれた。バットモービルの試験走行が行なわれたとあり、『ザ・バットマン』の撮影再開は近いと見られる。
『ザ・バットマン』の第1弾予告編。
監督も力を入れたそのデザイン
ファンが多いDCコミックスのバットマンの実写化では、ストーリーだけでなく、バットスーツやバットモービルなどのアイテムのデザインにもかなりのレベルが求められる。バットモービルのデザインについてリーヴス監督は、DCファンドームでこう話していた。
「バットケイブ、バットモービル、バットスーツ、これらは(デザインに)時間がかかりましたよ。お分かりでしょうけど…。デザインもやり直しましたしね。彼はこれを着て戦うわけですから。だから(デザインチームは)イラストを描き始めて、バットスーツ、そしてバットモービルに1年ぐらいは費やしたでしょうかね。それはもちろん夢のようなことですよ。自分のバージョンのバットモービルを考えるなんて、楽しいじゃないですか。素晴らしいキャンディ(※ご褒美)ですよね。物語を語ることや、自分が正しいことをやっているかを確認することは、大変な仕事です。そしてこの車は、このバージョンのキャラクターに繋がりがあるんだというアイディアを深堀りした時、これは彼が作ったものであり、その継ぎ目を見て、それがどう動くかを想像する。それを行なえるのは、信じられないくらい素晴らしい贈り物でした」
監督やデザインチームがかなりの時間を費やしたとあり、予告編でもすでにその存在感を放っていたバットモービル。ちなみに、バットマンがバイクに乗り走行する様子は、撮影が中断される前の2020年2月にすでに目撃されている。
(フロントロウ編集部)
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