主役は、なんと「下まぶた」!
海外で話題の「リバース・アイメイク」とは、アイメイクの主役となるカラーを、上まぶたではなく、あえて“下まぶた”にのせたユニークなアイメイクのこと。
上まぶたをナチュラルめに仕上げ、ピンクやブルーなどの大胆なカラーを下まぶたにのせることで、いつもと違ったアイメイクが楽しめると大人気。とくに、マスクを着用する機会が増えたこともあり、目元しか見えない分、アイメイクで個性が出せると注目度が増している。
そんなトレンドの「リバース・アイメイク」をより美しく見せるためには、いくつかのコツがあるとプロはいう。メイクアップアーティストのケイシー・スピッカードが、上手なリバース・アイメイクの取り入れ方を米メディアMakeup.comで紹介した。
1.下まぶたメイクは“バランス”が命
リバース・アイメイクを成功させる最も重要なポイントは、上まぶたとの“バランス”。
ケイシーいわく、下まぶたが主役だからといって、上まぶたのアイメイクを手抜きするのはNG。下まぶたのメイクだけが悪目立ちし、野暮ったいメイクになってしまうそう。
目元全体のバランスを保つコツは、“主役カラーを使わず”に上まぶたを強調すること。具体的な方法として、ケイシーは「上まつげにマスカラをたっぷり塗ったり、黒や茶色のアイライナーで跳ね上げアイラインを描いたり、スモーキーアイメイクにしたりと、下まぶた(の大胆なカラー)とバランスが取れるように調整して」とアドバイスした。
2.色の組み合わせで印象アップ!
リバース・アイメイクをするときに、もう1つ覚えておきたいのは、“色の組み合わせ”。
例えば、上まぶたにブラウンのアイシャドウを使う場合、そのブラウンは、下まぶたにのせる主役カラーと“同系色”である必要があるそう。
ケイシーは「もし、下まぶたにグリーンやオレンジなどの“暖色系のアイシャドウ”を使いたいなら、上まぶたはオレンジブラウンを使うことをオススメする。もしパープルやブルーなどの“寒色系のアイシャドウ”を使うなら、上まぶたはトープブラウン、アッシュブラウンがオススメ」と、上下まぶたでアイシャドウの色味を統一することで、まとまりのある仕上がりになるのだという。
海外で大注目の「リバース・アイメイク」。プロの取り入れ方を上手にマスターして、周りと差がつくオシャレなアイメイクを楽しんでみて。(フロントロウ編集部)