映画『ワイルド・スピード』シリーズや『ジュマンジ』シリーズなどの出演作で知られる俳優のドウェイン・ジョンソンが、新型コロナウイルスに感染していたことを公表。(フロントロウ編集部)

ドウェイン・ジョンソンが新型コロナに感染

 米Forbesが毎年発表している「世界で最も稼ぐ俳優ランキング」で、2019年に続き2020年も堂々の1位に輝いた俳優のドウェイン・ジョンソンが、新型コロナウイルスに感染したことを自身のインスタグラムで公表した。検査の結果、ドウェインだけでなく、妻のローレン・ハシアンや娘のジャスミンちゃんとティアナちゃんにも陽性反応が出たという。

画像: ドウェイン・ジョンソンと妻のローレン・ハシアン。

ドウェイン・ジョンソンと妻のローレン・ハシアン。

 外出先でのマスク着用や手洗いに加え、ソーシャルディスタンス(社会的距離)の確保を徹底するなど、日頃から感染症予防に努めていたというドウェイン。“家族を守る”という強い意志を持って行動してきた彼にとって、検査で陽性反応が出た時のショックとダメージは相当なものだったそうで、新型コロナ感染は「自分にとっても、家族にとっても最も困難な試練のひとつだった」ことを明かした。

 ドウェインによると、幸い家族4人とも症状は軽く、現在はすっかり回復しているそうで、家族全員が「他人に感染させる危険性がない=陰性」であるとしている。

 また、感染経路については、家族ぐるみで付き合いのある友人とその家族から感染した可能性が高いと説明。ただし、この友人一家がどこからウイルスを拾ってきたのかは不明で、両家族とも会う時は社会のルールに従って最大限の注意を払っていたそう。それでも感染してしまったことから、ドウェインは感染症予防をさらに徹底する必要があるとして、とくに家族や親しい友人と会う際は安心感から気が緩みがちだが、「赤の他人と接触する時と同じくらい気をつけるべき」と注意を呼びかけた。

 加えて、「マスクをしろ。それに尽きる。(マスク着用は)正しいことで、みんなが責任を持ってやるべきことだ。自分や家族、愛する人たちのためだけじゃない。それがほかの大勢の人たちの命を救うことになるんだ。俺は政治家じゃないけど、家族のことを心の底から気にかけていて、家族を守るためならなんだってする。それに俺は自分の家族だけでなく、君たち全員のことを大事に思ってる」と男気あふれるメッセージで、基本的な予防策のひとつであるマスク着用を訴えた。

 日本でも有名芸能人の新型コロナウイルスへの感染事例が相次いでいるが、ハリウッドでもこれまでに俳優のトム・ハンクスやイドリス・エルバ、シンガーのピンクといった著名人が新型コロナウイルスに感染している。(フロントロウ編集部)

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