9月12日は『ワイルド・スピード』シリーズのスター、ポール・ウォーカーの誕生日。2013年11月にプライベートで起きた自動車事故により惜しくも帰らぬ人となったポールは、現在でも多くのファンに愛されている俳優。もし生きていたら47歳になっていたポールの出演作を、米辛口批評サイトRotten Tomatoesのスコアをもとに人気ランキングでご紹介。(フロントロウ編集部)

第10位『Lプロジェクト』スコア:60%

 2008年に公開されたスリラー映画『Lプロジェクト』が第10位にランクイン。主人公のベンを演じるポール・ウォーカーは、死刑宣告を受けた重犯罪者。しかし刑の執行後に目を覚ましたベンは、“極秘プロジェクト”のために詩が偽装されていたことを知る。何が現実なのか幻なのか、だんだん分からなくなっていくスリリングな展開は必見。


第9位『ハリケーンアワー』スコア:61%

 映画『ハリケーンアワー』は、ポール・ウォーカー演じる主人公が、巨大ハリケーンに襲われ機能が停止してしまった病院で、生命維持装置なしでは生きていけない娘を必死に守ろうとするストーリー。ポールがほぼ1人で右往左往し必死で娘の命を守ろうとする姿は感動モノ。本作は、ポールが交通事故により亡くなった翌月に公開となった。


第8位『ワイルド・スピード EURO MISSION』スコア:70%

 大人気『ワイルド・スピード』シリーズより、カーアクションはもちろん、銃撃戦や格闘にも力が入っているシリーズ6作目の『ワイルド・スピードEURO MISSION』が第8位に。本作が公開された2013年に行なわれたインタビューでポール・ウォーカーとヴィン・ディーゼルは「シリーズを10作目まで続けよう」と約束したという。


第7位『父親たちの星条旗』スコア:73%

 クリント・イーストウッド監督による『父親たちの星条旗』が第4位に。本作はノンフィクション小説『硫黄島の星条旗』を原作にした戦争映画で、太平洋戦争で起きた硫黄島での戦いを、日米双方の視点から描いている。ポールは、物語の重要な部分を担うハンクという軍曹を演じている。


第6位『南極物語』スコア:73%

 2006年の映画『南極物語』は、1983年に公開された同名の日本映画のリメイクで、南極基地で働く人と犬たちとの愛と絆を描いたサバイバルドラマ。ポールは南極基地で働く主人公のジェリー役を務め、犬好きでワイルドな好青年を演じた。出演するハスキー犬たちはとても可愛くて賢く、演技の腕も素晴らしい。


第5位『ロードキラー』スコア:74%

 2001年に公開されたスリラー映画の『ロードキラー』が第5位に。本作は、度を超えた悪ふざけけが引き起こす恐ろしすぎる「煽り運転」の様子を描いたスリリングな作品。荒くれ者の兄をスティーヴ・ザーンが、その兄に振り回される弟をポール・ウォーカーが演じている。


第4位『ワイルド・スピード MEGA MAX』スコア:77%

 『ワイルド・スピード MEGA MAX』は『ワイルド・スピード』シリーズの第5作目で、ドウェイン・ジョンソン演じる警官ルーク・ホブスがシリーズに初登場した作品。前作の『ワイルド・スピード MAX』から大きく興行収入を伸ばし、内容的にも評価が高かった。おなじみブライアン・オコナー演じるポール・ウォーカーは、決死の金庫破りに挑む。


第3位『ワイルド・スピード SKY MISSION』スコア:82%

 ポール・ウォーカーの遺作で『ワイルド・スピード』シリーズ7作目の『ワイルド・スピードSKY MISSION』が第3位。撮影終了直前だったこともあり、まだポールのシーンはいくつか未撮影だったため、CGや、彼にそっくりな弟たちを代理に立てて撮影されることになった。映画の最後には「FOR PAUL(ポールに捧ぐ)」というメッセージが。映画の最後のドムの台詞は、ポールに宛てられたものだということを考えると、涙が止まらない。


第2位『カラー・オブ・ハート』スコア:85%

 1998年に公開された『カラー・オブ・ハート』は、映画『スパイダーマン』シリーズのトビー・マグワイア主演のファンタジー映画。1950年代の映画にどハマりしている高校生が、ある日突然白黒世界の映画に入り込んでしまい、次第に世界が色づき始めるというストーリー。ポールは、白黒の世界に大きな影響を与えるバスケ部のキャプテンを演じている。(フロントロウ編集部)


第1位『Tammy and the T-Rex: Gore Cut』スコア:100%

 なんと、米辛口批評サイトRotten Tomatoesでの第1位に輝いたのは、日本未公開の超マニアックホラー映画、『Tammy and the T-Rex』。1994年に公開された本作は、約25年の時を経て、2019年に「Gore Cut」が公開された。公開当時は家庭でも楽しめるように、グロテスクな部分は全部カットされていたけれど、2019年に公開されたものは、グロテスクな描写を削除していない「Gore Cut(ゴア・カット)」バージョン。ポール・ウォーカーが21歳の時の初主演映画で、マッドサイエンティストによって脳をマシンのティラノザウルスに埋め込まれてしまった高校生を演じている。かなりぶっ飛んだ作品なので、気になるポールマニアは是非。


 ポール・ウォーカーの出演作は、彼の魅力を十分にアピールしたものばかり。映画『ワイルド・スピード』シリーズ以外にも面白い作品が盛り沢山なので、チェックしよう。(フロントロウ編集部)

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