ケイティ・ペリーのあるプロジェクトが進行中
8月28日に通算5作目となる最新アルバム『スマイル』をリリースしたケイティ・ペリー。その後も「スマイル・ビデオ・シリーズ(The Smile Video Series)」と銘打って同作に収録されている楽曲のミュージックビデオを次々と発表しているケイティだけれど、彼女にはどうやらまだ発表を控えているプロジェクトがあるよう。
ケイティが英 Daily Starに明かしたところによれば、現在ドキュメンタリーの制作に取り組んでいるそう。「そもそも、何かを発表したいという考えがあったんだけど、時間が経つごとに物語がジューシーになっていってね。というのも、『ウィットネス』の章は、あくまでもまだ終わりの見えない巨大な本の1つの章に過ぎないと思っているの」とケイティは明かして、当初は2017年発表の前作『ウィットネス』の時期から制作に取り組んでいたことを示唆した。
ケイティは「まだ5章しかないけれど、8章とか9章、10章くらいなると思っている。素晴らしい映像があるの。私は常に撮影しているから」と続けて語り、現時点ではおよそ半分の制作過程が残っていることを明かした。
テイラー・スウィフトからの影響
2012年にはコンサートを収録したドキュメンタリー映画『ケイティ・ペリーのパート・オブ・ミー』を発表したケイティだけれど、現在取り組んでいるドキュメンタリー作品は、なんとテイラー・スウィフトからの影響が取り入れられているという。
「何に感銘を受けたかというと、テイラーのドミュメンタリーだったの」とケイティ。テイラーはNetflixにてドキュメンタリー映画『ミス・アメリカーナ』を2020年1月31日より配信しており、ケイティはこの作品に影響を受けたよう。『ミス・アメリカーナ』は、テイラーのこれまでのキャリアを振り返るような、長年にわたって撮影した映像で紡がれた作品となっている。
「とんでもない量の映像を時間をかけて撮影していて、あれは1つのツアーだったり、1枚のアルバムのサイクルに収まらないものになっているよね」とケイティは『ミス・アメリカーナ』について指摘。どうやらケイティが制作しているというドキュメンタリーも、『ミス・アメリカーナ』のように、いくつものフェーズをまたがる作品になっているよう。
最新アルバム『スマイル』をリリースする直前には、婚約者で俳優のオーランド・ブルームとの間に第1子となるデイジー・ダヴちゃんを出産したケイティ。母親になったばかりだけれど、まだまだ創作のペースを緩めるつもりはないよう。(フロントロウ編集部)