メイクの持続力を上げるプロの3ステップ
ファンデーションは、塗った直後はキレイに仕上がっていても、徐々に目元のシワに入り込んだり、毛穴落ちしたりとヨレてしまうことが多い。最近では、長時間崩れないベースメイクコスメも多く登場しているけれど、ファンデの崩れが気になるなら、まず見直すべきはメイク前の下準備。
メイクアップ・アーティストのケリー・J・ バートレットによると、ファンデーションを塗る前の肌をどこまで最高の状態までもっていけるかが、崩れないベースメイクのカギとなってくるという。そこでケリーが徹底しているのが、ファンデを塗る前に取り入れる3ステップ。
ファンデーションが崩れるのを防ぐ、3ステップの下準備をご紹介。
ステップ1:角質除去パッドでテカり予防
ファンデーションのテカリや毛穴落ちは、事前に角質ケアを行なうことで防げるよう。
ケリーは、「メイク前に角質除去パッドを使って、Tゾーンや鼻のまわり、アゴなどをふき取っておくと肌がテカったり毛穴が目立つのを抑えられる」と米メディアPurewowにコメント。必要な油分まで奪ってしまわないよう、角質除去パッドは低刺激なものを選ぶとよいそう。
ステップ2:クリームで乾燥対策
乾燥のせいでメイクが崩れてしまうことも多いため、メイク前でもしっかり保湿することは必須。ケリーは、「しっとりとしたフェイスクリームを、肌全体をマッサージするように広げて」とアドバイス。とくにシワができやすい目元や口元はしっかり塗りこむのがポイントだという。
そしてここでやってはいけないのが、クリームを塗ってからすぐに次のステップに移ろうとすること。肌がクリームを十分に吸収するまで、数分待つことが重要だという。
ステップ3:プライマーを使ってクリームを密封
徹底的にメイク崩れを防止するためには、これまでのスキンケアの成分が逃げないようにバリアすることも大切。そこでケリーはプライマーを使ってクリームを閉じ込めることをオススメ。
ちなみにプライマーにはメイクの持続力を高める効果があるものの、ここで厚塗りしすぎるとヨレやすくなるため、あくまで薄めに広げるのがポイント。そうすることで、クリームの成分を閉じ込めながら崩れにくく仕上げられるという。
ファンデーションの持続力をアップさせるプロのステップは、3つ全てを取り入れなくても効果があるので、試しやすいものから取り入れてみて。(フロントロウ編集部)