2020年7月13日に遺体となって発見された、『glee/グリー』サンタナ役で知られるナヤ・リヴェラの検視結果が明らかに。最期の瞬間を目にした、胸が締め付けられるような長男ジョージー君(4)との最後のやり取りも判明した。(フロントロウ編集部)

7月13日に遺体となって発見されたナヤ・リヴェラ

 米現地時間の7月8日、4歳の長男ジョージ―君と泳ぎに出かけたカリフォルニア州にあるロサンゼルス近郊にあるピルー湖で消息がわからなくなり、その後、7月13日に遺体となって発見された俳優のナヤ・リヴェラ

 ドラマ『glee/グリー』のサンタナ役で知られるナヤについては、湖で遊んでいた際に乗ってきたボートが流され、長男ジョージー君をボートに押し上げた後で力尽きてしまい、溺れてしまった可能性が指摘されていたけれど、今回、ナヤの検視結果が正式に発表された。

画像: 7月13日に遺体となって発見されたナヤ・リヴェラ

ナヤの検視結果が明らかに

 今回、ナヤに少なくとも「自殺を考えていた過去や、自殺を試みた過去」はなかったことが判明しているほか、ナヤが亡くなる直前に「助け」を求めていたことがカリフォルニア州ベントゥーラ郡の検視官によって明らかになった。長男ジョージー君の証言によって、胸が締め付けられるようなナヤの最期の瞬間が明らかになっており、彼は検視官に対し、ナヤが溺れてしまう直前に「助けて」と叫び、助けを求めていたと証言。また、検視官はナヤが「泳ぎ方をよく知っていた」ことも指摘している。

画像: ナヤの検視結果が明らかに

 今回の調査によって、ナヤが当初、ライフジャケットを借りることを断っていたという、泳ぎに自信を持っていたことを裏付けるような証言も伝えられている。ナヤにボートを貸し出した業者によれば、彼らは最終的にナヤにライフジャケットを貸し出したそう。ボートが返ってくるはずの時間になっても戻って来なかったために、ボートを探しに行ったところ、タオルにくるまれ、ライフジャケットを着て1人で眠っていたジョージー君を発見したという。

 副鼻腔炎を持っていたナヤは目まいなどの症状に悩まされており、彼女の体内からは治療薬として処方されていたアンフェタミンが検出されたそう。また、毒物検査によって、体内に抗不安薬のジアゼパムと、食欲抑制薬のフェンテルミンが残されていたことも明らかになったものの、検視官はこれらが死因になったとは指摘していない。

 ナヤの遺体は、最終的に湖の水深が30フィート(およそ9.1メートル)のエリアで発見された。郡保安局は、ナヤが水中の植物に絡まってしまっていたために、ここに浮上してくるまでに数日を要してしまった可能性を指摘している。

画像: ナヤを捜索中の捜査当局。

ナヤを捜索中の捜査当局。

 一方、ジョージ―君は、現在、父親のライアン・ドーシーのもとへ引き取られている。ナヤとライアンは2018年に正式に離婚が成立しており、共同親権のもと、協力し合ってジョージ―君の育児を行なっていた。(フロントロウ編集部)

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