マライア・キャリーには、映画『ミーン・ガールズ』に対してある不満があるそう。その不満が、マライアしか抱くことのできないさすが過ぎる理由からだった。(フロントロウ編集部)

クリスマスシーズンの代表曲「恋人たちのクリスマス」

 クリスマスシーズンを象徴する楽曲といえば、いくつもの楽曲があがるだろうけど、マライア・キャリーが1994年にリリースした「恋人たちのクリスマス(All I Want for Christmas Is You)」はクリスマスを代表する曲の1つ。

画像: クリスマスシーズンの代表曲「恋人たちのクリスマス」

 リリースからおよそ四半世紀が経った今も、毎年クリスマスシーズンには世界各国のチャートの上位にランクインすることで知られ、2019年12月には、リリースから25年の月日を経て米Billboardの全米シングルチャートで首位を獲得するという快挙も達成した。

『ミーン・ガールズ』で使われなかったことに不満

 2003年に公開された映画『ラブ・アクチュアリー』のクライマックスを飾る感動的なシーンをはじめ、クリスマスを代表する楽曲としてこれまで多くの映画のサントラに使用されてきた「恋人たちのクリスマス」だけれど、マライアはとある映画でこの楽曲が使われなかったことに“不満”を感じているよう。

 それは、2004年に公開された映画『ミーン・ガールズ』。アリアナ・グランデがシングル「サンキュー・ネクスト」のミュージック・ビデオで再現するなど、現在でも根強い人気を誇る本作だけれど、映画のファンの1人であるマライアが今回、同作で脚本を手掛けたティナ・フェイが米Billboardで行なった『ミーン・ガールズ』にまつわるクイズ企画に挑戦した。

画像: マライア・キャリーと、映画『ミーン・ガールズ』の脚本を手掛け、ノーブリー先生として出演もしたティナ・フェイ。

マライア・キャリーと、映画『ミーン・ガールズ』の脚本を手掛け、ノーブリー先生として出演もしたティナ・フェイ。

 マライアはこの映画の大ファンなようで、ティナとの対談のなかで、「映画が公開された時は、毎晩観ていた。最近では娘が、まあまだちょっと幼すぎるんだけど、すごく夢中になっているの」と、親子揃って映画に魅了されていることを告白した。

 そんなマライアの率直な気持ちを聞いたティナは、「またこの映画を作るつもりだから、もし楽曲を使う許可をくれて、映画にも出演してくれると言うなら、今は何も言わないで! それを法的拘束力のある承諾だと受け取るから」とマライアに冗談まじりに返答。これにはマライアもすかさず、「映画に使ってもらえるような新しいクリスマスソングを作るよ」と、なんと映画のためなら新曲も作ることをほのめかして、積極的な姿勢を示した。

画像: ©︎PARAMOUNT PICTURES

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 ティナは今年1月、2018年にミュージカル化されたバージョンをもとに『ミーン・ガールズ』を再び映画化することを明かしているのだけれど、自身の楽曲の使用を“検討”することを約束してくれたティナに対し、「私もすごく参加したい!」とマライア。「(劇中でレジーナ・ジョージの母親を演じた)エイミー・ポーラーと友達になれると思う。スウェットスーツを着た彼女の友人みたいな感じで」と、ぜひ“ママ友”の1人として出演もしたいと意欲を示した。(フロントロウ編集部)

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