なにがなんでも写真を撮られたくない俳優のロバート・デ・ニーロと、なにがなんでも貴重なプライベートでの写真を撮りたいパパラッチの攻防をカメラがとらえた。(フロントロウ編集部)

大御所俳優は1ミリも隙なし

 映画『ゴッドファーザー PART II』に始まり、『レイジング・ブル』や『ミート・ザ・ペアレンツ』、『マイ・インターン』などこれまでに数々のヒット作に出演してきた名優ロバート・デ・ニーロの姿をニューヨーク市内でキャッチした。

 大のパパラッチ嫌いとまではいかないものの、無断でプライベートの写真を撮られることを好まないロバートは、この日、手に持っていた新聞紙を使って、パパラッチから顔が見えないよう顔を完全にガード。

画像1: 大御所俳優は1ミリも隙なし

 正面から見ても、横から見ても、1ミリも隙なし。あまりにも完ぺきにガードしすぎて、もはや写真に写る人物が本当にロバートなのかどうかもわからないような状態だが、新聞を“変装の道具にする”というあっぱれな使い方で、まったく素顔を見せることなく、自身がオーナーのグリニッチ・ホテルへと入っていった。

画像2: 大御所俳優は1ミリも隙なし

 ちなみに、このロバートのパパラッチ泣かせな行動は別の日にも目撃されている。ロバートはこの時も自身にとって大事な変装の道具である新聞を左手に持っていたが、あえてそれは使わず、代わりに右手に持っていた黒の大きめなバッグを使って顔面を死守。

画像3: 大御所俳優は1ミリも隙なし

 車のドアを開けて中に入る時に、ほんの一瞬だけ目元のあたりが見える場面があったものの、ほとんど素顔を晒すことなくパパラッチの前から消え去り、見事、パパラッチから“顔”を守ることに成功。

画像4: 大御所俳優は1ミリも隙なし

 ロバートとも親交が深い俳優のレオナルド・ディカプリオも、パパラッチから身を守るためにあの手この手を使って顔を隠すことで知られるが、セレブとパパラッチは持ちつ持たれつの関係。

画像: イタリアのヴェネチアにて、名産品の仮面(ヴェネチアンマスク)をつけて変装する俳優のレオナルド・ディカプリオ。

イタリアのヴェネチアにて、名産品の仮面(ヴェネチアンマスク)をつけて変装する俳優のレオナルド・ディカプリオ。

 “プライベートは放っておいてほしい”というロバートやレオナルドの気持ちは十分理解できるが、パパラッチに撮影された写真がメディアに出回ることで、知名度や人気上昇につながることもあり、切っても切れない“微妙な利害関係”にあることも事実。そんな複雑な関係にあるパパラッチと彼らの攻防はこれからも続く。(フロントロウ編集部)

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