ビリー・アイリッシュが『ビリー・アイリッシュ:ザ・ワールズ・ア・リトル・ブラーリー(原題/BILLIE EILISH: THE WORLD'S A LITTLE BLURRY)』と題されたドキュメンタリーを来年2月に配信することを発表した。(フロントロウ編集部)

一躍時代を代表するスターとなったビリー・アイリッシュ

 今年1月に開催された第62回グラミー賞授賞式において、女性として初めて主要4部門をすべて制するなど、現代を代表するアーティストの1人となったビリー・アイリッシュ

画像: 一躍時代を代表するスターとなったビリー・アイリッシュ

 正式なデビュー前からティーンエイジャーを中心にすでに高い人気を獲得していたビリーだけれど、とりわけここ2~3年の間のビリーの活躍ぶりは目を見張るほどで、彼女を取り巻く環境は大きく変化した。

 2017年に15歳にしてリリースしたEP『ドント・スマイル・アット・ミー』で音楽ファンの注目を集めると、2018年にはカリードとのコラボである「lovely(ラヴリー)」などのシングルをリリースしながら、日本のサマーソニックへの出演を初めとしたワールドツアーを実施したビリー。翌2019年1月に満を持してデビューアルバム『ホエン・ウィ・オール・フォール・アスリープ、ホエア・ドゥ・ウィ・ゴー?』をリリースすると、社会現象を巻き起こすほどの人気に。同作に収録されているシングル「bad guy(バッド・ガイ)」が2019年に全世界で最も売れたシングルに認定されるなど、時代を代表するポップスターとなった。

ビリー・アイリッシュがドキュメンタリーの配信を発表

 先日、新曲とそのミュージックビデオの公開も予告していたビリーから、嬉しいニュースが届いた。『ビリー・アイリッシュ:ザ・ワールズ・ア・リトル・ブラーリー(原題/BILLIE EILISH: THE WORLD'S A LITTLE BLURRY)』と題されたドキュメンタリーが、2021年2月に公開されるという。

 ビリーはSNSでティーザー映像も公開しており、ドキュメンタリーは2021年2月にApple TV+で配信されるほか、劇場でも公開される。

 ドキュメンタリーは、米Vogueの編集長であるアナ・ウィンターに密着した2009年公開の映画『ファッションが教えてくれること』などで知られるR・J・カトラーが監督を務める。

 ビリーは今年1月、米Billboardとのインタビューでドキュメンタリーについて言及。「まだ何も観てはない。怖いと思ってる。変な気持ちだよね」とした上で、「2018年の7月くらいから撮影しているの」と告白。「自分でも観たことのない映像を持っている人なんている? 怖いよね」と語っていた。

 ビリーの発言の通りであれば、来たるドキュメンタリーには、彼女が世界的な大ブレイクを収める直前の時期から今までの映像が収められていることになる。まだ具体的な公開/配信日については明らかになっていないものの、およそ5ヶ月後に控えた公開を楽しみにしていよう。(フロントロウ編集部)

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