水着写真に釣られてクリックすると…
幼い頃から出演しているリアリティ番組『カーダシアン家のお騒がせセレブライフ』で人気に火がつき、18歳の時に立ち上げたコスメブランド「カイリー・コスメティクス(Kylie Cosmetics)」が大成功を収めたことで、 実業家としても名を上げるカイリー・ジェンナーが、自身の“セクシーな水着写真”を餌に今年11月に行われるアメリカ大統領選挙への参加を呼びかけた。
つい先日、自宅のプールサイドで撮影した渾身の水着写真を投稿したカイリーは、その直後に「もう有権者登録は済ませた?(もしまだやっていない人がいたら)私のプロフにあるリンクをクリックして。私と一緒に投票する計画を立てよう」というコメントを添えて、1枚目の写真とは別カットのものをアップ。
色気たっぷりの水着写真を使ってうまいことファンを誘導し、選挙に投票する前に登録する必要がある「有権者登録(Voter Registration)」の手続きを済ませるよう促した。
ちなみに、カイリーの姉で人気モデルのケンダル・ジェンナーも、妹とはまた違った手法で選挙への投票を呼びかけている。ケンダルは、バラク・オバマ前大統領のスピーチライターとして知られるジョン・ファヴロー氏と対談を行ない、その模様を自身のインスタグラムを通じて配信。
選挙に無関心もしくは選挙初心者の人たちに向けて、選挙に投票することの重要性についてファヴロー氏から話を聞くケンダル。
ファヴロー氏が、「君たちが投票しなければ、あかの他人によって君の人生に重大な影響を与える決断が下されることになるかもしれない。選挙に行くのは恐らく君たちよりもずっと年上で、ほとんどが白人の金持ちばかりだ。彼らは何があろうと選挙に行く。だからこそ、君たちも自分たちの未来のために投票するべきなんだ。僕たちには大きなパワーがある。それを選挙で発揮するんだ。投票することで、政治だけでなく、国を変えることもできる。若い人たちはすでにパワーを持ってるんだから、あとはそれを使うだけだ」と、熱弁をふるうあいだずっと真剣な表情で話を聞き、合間に積極的に質問もするなど、この動画を見たファンだけでなくケンダルにとっても選挙について学ぶ良い機会となったよう。(フロントロウ編集部)