次期ジェームズ・ボンド役は一体誰の手に?
今年で結成10周年を迎えたワン・ダイレクションのメンバーで、昨年12月にリリースした2ndソロアルバム『Fine Line(ファイン・ライン)』に収録されている「Adore You(アドア・ユー)」や「Watermelon Sugar(ウォーターメロン・シュガー)」が大ヒット中のハリー・スタイルズが、映画『007』シリーズの次回作でジェームズ・ボンドを演じるのではないかというウワサを完全否定した。
ご存じの方も多いと思うが、6代目のボンドを演じる俳優のダニエル・クレイグは、2021年公開予定のシリーズ最新作『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』をもってボンド役を卒業することを明言していることから、本場イギリスでは次期ジェーム・ボンド役の座を一体誰が手にするのか予想合戦が巻き起こっている。
候補者として最初にハリーの名前が挙がったのは今から約2年前。以来、事あるごとに名前を出され、過去に英ラジオ番組『 Hits Radio(原題)』の出演した際には、「(ボンドを)演じたくない人なんている?僕は『007』シリーズを見て育ったし、子供の頃はジェームズ・ボンドに憧れてた。(ボンドを演じることを)誰もが一度は夢見たことがあるんじゃないかな」と“リップサービス”をしたことも。
しかし、ハリーがボンドを演じる可能性はかぎりなくゼロに近いようで、つい先日、英Mailが「ハリーは最終候補者2名のうちのひとりで、『007』シリーズの重要なミーティングに参加した」と報じた直後、ハリーの代理人が英Daily Mailを通じてコメントを発表。Mailが伝えた内容は「まったくの事実無根である」と強い口調で否定した。
ちなみに、Daily Mailによると、現在の最有力候補は映画『ダークナイト ライジング』や『マッドマックス 怒りのデス・ロード』、『ヴェノム』などの出演作で知られる俳優のトム・ハーディだという。(フロントロウ編集部)