サノス役、ジョシュ・ブローリン
マーベル・シネマティック・ユニバース、通称「MCU」の映画『アベンジャーズ』シリーズでヴィランのサノスを演じたジョシュ・ブローリンは、映画『デッドプール2』や『ボーダーライン』、『ヘイル、シーザー！』など様々な作品に出演している俳優。
彼が演じたサノスは、映画『アベンジャーズ』シリーズでは究極の悪役で、悪名高き「指パッチン」で多くのファンを震え上がらせたヴィラン。アベンジャーズのみならず、地球上の生き物全てに大きな打撃を与えた憎まれ役を務めたジョシュは、オファーを受けた理由を明かした。
ジョシュ・ブローリンがサノス役を受けた理由
イギリスの撮影監督、ロジャー・ディーキンスのポッドキャストに参加したジョシュは、出演が決定したときのファンの反応を振り返り、「多くの人々は『金だ！』と言ってきたよ」と苦悩をかいま見せた。それから続けて「『アベンジャーズ』出演にOKと言った時、（役は）小さなものだった」と言った。
実はサノス役は、ほとんどカメオ出演のような扱いで、ギャラもさほど高いものではなかったという。ところが『アベンジャーズ』のスタッフが持ってきた原典を読んだジョシュは、サノスのとりこに。特に出演の決め手になった理由は、サノスが「アベンジャーズ全員と戦う敵」だったから。
ジョシュは、「もし戦うのがアベンジャーズのうちの1人だけだったら…変な意味じゃなくてね、言うべきじゃないんだろうと思うけど言うよ…役を引き受けなかったと思う。アベンジャーズ全員が1人の男と戦っていたという事実、その点が気に入ったんだ」とサノス役を引き受けた驚きの事実を明かした。
つまり、サノスがアベンジャーズの中の1人としか戦わないキャラクターであったら、ジョシュは役オファーを受けてはいなかったということ。
そんなサノスは恐らくもう登場しないけれど、MCUの最新作『ブラック・ウィドウ』は2021年4月29日日本公開予定。（フロントロウ編集部）
