ジェシカ・アルバの暴露話にキャストが反応
1990年から2000年に放送され、社会現象を巻き起こした青春ドラマ『ビバリーヒルズ高校白書/青春白書』。当時、ブランドン役のジェイソン・プリーストリーやブレンダ役のシャナン・ドハーティーをはじめとするメインキャストたちは、アメリカ国内で絶大な人気を誇っていた。
そんな超人気ドラマの撮影の裏側について、1998年にリアン役で同ドラマにゲスト出演した俳優のジェシカ・アルバが、つい先日、「『ビバリーヒルズ高校白書/青春白書』の撮影現場では、メインのキャストたちとアイコンタクトを取ることが許されていなかったの。(中略)『君はキャストの誰ともアイコンタクトを取っちゃいけない。(もし目を合わせたら)君はセットから放り出される』ってスタッフから言われた」と、衝撃の告白をして話題になっている。
ジェシカは「彼らと一緒のシーンを撮影するのに目を合わせちゃいけないなんて変」と、アイコンタクト禁止について理不尽だと感じたことを明かしていたが、果たしてこの話は事実なのだろうか?
誰よりも現場のことをよく知るケリー役のジェニー・ガースとドナ役のトリ・スペリングが、その真相についてポッドキャスト番組『90210 MG(原題)』で語っていることがわかった。
11月9日の配信日に先がけて公開されたティーザー予告で、ジェニーはトリに「ねえ、トリ。どうしても知りたいの。あなた、彼女(ジェシカ)に私の目を見ないように言った?」と質問。それに対し、トリが笑いながら「なんであなただけの話になってるの?」と聞き返すと、ジェニーは「だって、彼女と一緒のシーンを撮影したのは私だから」と、当時、ジェシカと同じシーンを撮影したのはキャストの中で自分だけだったことを明かし、こう続けた。「だからもし、『目を合わせちゃダメ』っていう話が事実だとしたら、それを言ったのは私ってことになる。でも、何も覚えてないの。私の記憶力は最悪だから」。
まったく記憶にないものの、言ったか言ってないかについては自信がない様子のジェニー。対するトリも“アイコンタクト禁止”というルールがあったことは初耳だったようで、「私たちが知らなかっただけで、プロデューサーとかADのあいだでメモが回ってたのかも」と仮説を立てると、「むしろ私たちのほうがゲストの人たちに嫌われてるって思ったよね。彼らは目も合わせてくれない。でも理由はわからない。私たちは彼らに親切だったのに」と持ち前の明るさで笑い飛ばした。
ちなみに、ジェニーは「目を合わせちゃダメ」と言った覚えはないが、ジェシカが「才能にあふれた俳優で、とても可愛らしい女の子だった」ことは覚えているそうで、「その後、彼女が売れっ子俳優になったのも納得できる」と語った。(フロントロウ編集部)