ディズニー・チャンネルのドラマ『アンディ・マック』で主演に抜擢され、10月2日にディズニープラスで配信が始まった映画『シークレット・ソサエティ~王家第二子秘密結社~』で主演を務めるアジア系俳優のペイトン・エリザベス・リー。彼女がフロントロウ編集部に、撮影現場でのダイバーシティについて語った。(フロントロウ編集部)

デイズニーが推す、16歳のアジア系俳優!

 現在16歳のペイトン・エリザベス・リーは、ディズニーが制作する話題作で次々と主演を務めている注目俳優。

 2017年にディズニー・チャンネルの新作ドラマシリーズ『アンディ・マック』で主人公アンディ・マックに大抜擢されたペイトンは、2019年にドラマが終了した後、ディズニーの定額制公式動画配信サービスDisney+ (ディズニープラス)のオリジナル映画『シークレット・ソサエティ~王家第二子秘密結社~』の主人公サム役に大抜擢された。

画像: デイズニーが推す、16歳のアジア系俳優!

 アジア系はハリウッドの大作では主人公の友人など助演や脇役を与えられることが多いなか、ペイトンはディズニーの大作で次々と主演に抜擢され、ティーン作品におけるアジア系女性のレプリゼンテーション(※)を拡大している。

※世界にたくさんいる多様なタイプの人々をステレオタイプに縛られずに適切に表現・代表すること。例えば、ハリウッドが見たい・描きたいアジア系女性ではなく、実際にいるアジア系女性を適切に描くこと。

『シークレット・ソサエティ~王家第二子秘密結社~』あらすじ
サムはイリリア王国で2番目に生まれた君主制を批判する王女。彼女は王家の模範のような子ではなく、自分の居場所を模索している。まもなく18歳になり、新たな女王となるための行動をとっている姉のエレノアとは違い、バンドを組み、反君主制を歌い上げているサムは警察との衝突が避けられない。そんなサムに業を煮やしたキャサリン女王はサマースクールに行かせることにするが、サムはその学校が謀られたものだと知る。それはサムと他の4人の王国の第二子たちが皆、スーパーパワーを持っており、特別な秘密結社のメンバーになるための訓練を受けに来させられているということであった。しかし訓練が始まると、サムたちにふりかかる驚きはこれだけではない。謎の凶暴な男が大切な人たちの安全を脅かそうとする。そのとき彼女らは王国を救うため、パワーを使いこなせるようになるのか?

ペイトン・エリザベス・リー、多様性のある現場に「エンパワーされる」

 そんなペイトンが主演する新作映画『シークレット・ソサエティ~王家第二子秘密結社~』は、スーパーパワーを持つ王族の第2子たちが主人公で、ナイルズ・フィッチがディズニーの実写作品初の黒人のプリンス、トゥーマ役で登場するとしても話題。

 今回はペイトンがフロントロウ編集部のインタビューにて、多様性のある撮影現場で働くことについて俳優として答えた。

画像: 感染症対策のために、リモートでフロントロウ編集部のインタビューに応えたペイトン・エリザベス・リー。

感染症対策のために、リモートでフロントロウ編集部のインタビューに応えたペイトン・エリザベス・リー。

 映画やドラマの撮影現場に多様性があることは「私にとってはとても大切なこと」としたペイトンは、続けて、「業界に足を踏み入れた時に、すでに多様性のある撮影現場の基礎が作られていたことは私にとってはすごくラッキーなことだった」と、現代ハリウッドが変わってきているとコメント。

 多様性が求められるこの新しい時代の波に自身が参加していることは、「ワクワクするし、エンパワーされる」と語ったペイトンは、「だって、自分のような見た目の人をスクリーンで見られて、その役に共感できることはすごくエンパワーされることでしょ」と続けた。

 ペイトンが言うように、アジア系のキャラクターがステレオタイプの型にハマらずに主役級で描かれるのは、それを見たアジア系の人々にポジティブなメッセージを与えること。

 ペイトンは最後に、「若い女性たち、とくに若いアジア系女性たちにとっては、テレビや映画のスクリーンでお手本にできるキャラクターがいることはすごく大事だから」と締めくくった。

 ペイトン・エリザベス・リーが、プリンセス、女性、アジア系と多くのステレオタイプを壊すサム役を演じる映画『シークレット・ソサエティ ~王家第二子 秘密結社~』は、ディズニープラスで配信中。(フロントロウ編集部)

This article is a sponsored article by
''.