映画『TENET テネット』や『悪魔はいつもそこに』など数々の新作映画に出演しているロバート・パティンソンの出演作を、米辛口批評サイトRotten Tomatoesのスコアを元にTOP 10ランキングでご紹介。映画『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』や『トワイライト』シリーズで人気を不動のものとしたロバートの人気作をチェック。(フロントロウ編集部)

第10位『奪還者(The Rover)』スコア:67%

 『奪還者』は2014年に公開された世紀末アクション映画。Netflix映画『キング』のデビッド・ミショッド監督による本作でロバート・パティンソンはガイ・ピアースとともにW主演を務めた。本作の舞台は世界経済の崩壊から10年が経過し荒れ果てたオーストラリア。ガイ演じるエリックは命よりも大切な愛車を強奪され、現場に取り残されたロバート演じるレイと追跡を行なう。


第9位『ダムゼル とらわれのお嬢さん』スコア:67%

 2018年に公開された西部劇の『ダムゼル とらわれのお嬢さん』。アメリカ西部開拓時代、裕福な青年が恋人にプロポーズをするため、荒涼たる大地に旅に出る。道中、式を挙げるために酔っ払いの牧師を雇うものの、事態は思いもよらないことになり…。日本では京都ヒストリカ国際映画祭で上映された本作でロバートは間抜けな開拓者を演じた。


第7位『キング』スコア:71%

 2019年に公開されたNetflix映画の『キング』が71%のスコアを獲得。主演に映画『君の名前で僕を読んで』のティモシー・シャラメを迎えた本作は、ウィリアム・シェイクスピアの戯曲『ヘンリー四世 第1部』、『ヘンリー四世 第2部』、『ヘンリー五世』を原作とした大河ロマン。フランスの王子を演じたロバートは、その怪演で圧倒的な評価を得た。


第7位『TENET テネット』スコア:71%

 映画『ダークナイト トリロジー』や『インセプション』で知られるクリストファー・ノーラン監督の新作映画『TENET テネット』。ジョン・デヴィッド・ワシントン演じる名も無き男が、「時間から脱出し、未来の第三次世界大戦を防ぐ」というミッションを与えられるという壮大な本作でロバートはジョン演じる主人公に力を貸す男を演じている。


第6位『ハイ・ライフ』スコア:82%

 映画『ショコラ』や『パリ18区、夜。』、『ガーゴイル』などフランスを代表する名作で知られる女性監督クレール・ドゥニ監督の『ハイ・ライフ』は、ある実験に参加した元死刑囚たちが乗り込む宇宙船の人間模様を描くSFスリラー。本作で主演を務めるロバートは、1人で赤ちゃんの世話をしている青年モンテを演じている。


第5位『ロスト・シティZ 失われた黄金都市』スコア:86%

 2016年に公開された『ロスト・シティZ 失われた黄金都市』は、チャーリー・ハナム主演のアドベンチャー映画。アマゾン奥地に眠るという伝説の古代都市を探し続けた探検家パーシー・フォーセットの人生を描く本作には、Netflixのオリジナル映画『悪魔はいつもそこに』でロバート・パティンソンが共演しているトム・ホランドも出演している。


第4位『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』スコア:88%

 映画『ハリーポッター』シリーズ4作目の『炎のゴブレット』は、ホグワーツ魔法魔術学校で4年生になったハリーたちが、約100年ぶりに開催される3大魔法学校対抗試合に出場することになった話。ハリーとともに試合に出場したセドリックを演じたのがロパート・パティンソン。ロバートは『ハリー・ポッター』で本作しか出演していないにもかかわらず、彼にとっての代表作となるほど大きな存在感を残した。


第3位『シークレット・オブ・モンスター』スコア:89%

 2015年に公開された『シークレット・オブ・モンスター』は、哲学者として有名なジャン=ポール・サルトルの短編小説『一指導者の幼年時代』に着想を得た作品。政府高官を父に持つ美しい少年が狂気の独裁者へと変わるさまを描くミステリーで、ロバート・パティンソンは、主人公が成長した姿を演じた。


第2位『The Lighthouse』スコア:90%

 ロバート・パティンソンとウィレム・デフォーがW主演の『The Lighthouse』は、2019年公開のホラー映画。カンヌ国際映画祭でのワールドプレミアでは"映画祭で一番良かった"という呼び声も高いものの、サイレント映画時代を模した画面サイズでの上映に対応できる映画館がないという理由から、日本での上映は見送られている幻の名作。本作は、1890年代を舞台に、2人の灯台守が直面する出来事を描いている。


第1位『グッド・タイム』スコア:92%

 ロバート・パティンソンのキャリア史上最高と評される本作は、2017年に公開されたクライムスリラー映画。2019年に公開された映画『アンカット・ダイヤモンド』で大注目を集めるサフディ兄弟が監督を務めた本作でロバートは、ニューヨークで悪行を繰り返す男を演じている。予測のつかないカオスな展開と、小悪党なロバートという組み合わせが最高。

 清純なイメージで広く認知されてきたロバートも、いまや怪演の光る名優に。現在公開中の映画『TENET テネット』でも、役に魂が乗り移ったかのような素晴らしい演技を披露している。ぜひ劇場でその名演をチェックして。(フロントロウ編集部)

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