シンガーのビリー・アイリッシュが、ビルボード・ミュージック・アワードに出演。スピーチ中にもかかわらず、片時も離さなかったものとは?(フロントロウ編集部)

ビリー・アイリッシュが3つの賞を受賞

 毎年行なわれる音楽の祭典であるビルボード・ミュージック・アワードが、2020年も日本時間10月15日に幕開け。毎年大勢の人が会場に押し寄せ、ファンの前でアワードが進められるけれど、2020年は他のアワードと同様に、新型コロナウイルスの感染拡大の影響から、無観客での開催となり、ファンはテレビやHuluなどを通してアワードを見守ることに。

 そんないつもとはひと味違ったアワードで、デビューアルバム『When We All Fall Asleep, Where Do We Go?(ホエン・ウィ・オール・フォール・アスリープ、ホエア・ドゥ・ウィ・ゴー?)』が大ヒットし、グラミー賞で主要4部門を最年少で受賞したビリー・アイリッシュが、トップ女性アーティスト賞とトップ新人賞、そしてトップ・ビルボード200アルバム賞という3つの賞を受賞。

画像1: ビリー・アイリッシュが3つの賞を受賞

 そんなビリーが、受賞スピーチをするたびにずっと身につけていたものがある。それは、新型コロナウイルスの感染拡大を予防するために推奨されているマスク。マスクをつけていると表情がわかりづらく、声がこもりスピーチが聞き取りにくいため、多くのアーティストがマスクを外していたけれど、ビリーはそんなことはお構いなくグッチ(Gucci)のセットアップにマッチさせたマスクをつけ続けた。

画像2: ビリー・アイリッシュが3つの賞を受賞

 そして、トップ女性アーティスト賞を受賞した際には、「私が歩む道を切り開いてくれた先輩女性たちに感謝します。みんな愛しています。投票に行ってください。マスクを着けてください。手を洗って、安全でいてください」とスピーチして、マスクの重要性を訴えかけた。

 ビリーは以前から、新型コロナウイルスの感染拡大が懸念されるなかでも、ソーシャル・ディスタンシングのルールを軽視して大勢で集まったりしている人たちに警鐘を鳴らすなど、少しでも感染を抑えるために自らが発信し続けてきた。

 今回のビルボード・ミュージック・アワードでもマスクをつけ続けたビリーは、アワードという全世界の人が見守る場所で安全のためにマスクをつけようとメッセージを送った。

(フロントロウ編集部)

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