Photo: ゲッティイメージズ、アフロ/スプラッシュ©️Nino Muñoz/The CW
ドラマ『バットウーマン』の新ビジュアルの全貌が公開となった。前バットウーマンのルビー・ローズからジャヴィシア・レスリーへとキャストがバトンタッチされたバットウーマンに期待が高まる。(フロントロウ編集部)

キャストが変更となったドラマ『バットウーマン』

 DCコミックスのドラマ『BATWOMAN/バットウーマン』は、バットマンが消えたゴッサムシティで新たなるヒーローのバットウーマンが闘う物語。2019年10月にアメリカで放送がスタートした本作は、DCコミックスで初めてのLGBTQ+ヒーローが主人公のドラマとして大きな反響を呼んだ。

画像1: キャストが変更となったドラマ『バットウーマン』

 シーズン1でバットウーマンことケイト・ケインを演じたルビー・ローズが電撃降板を発表し世間を驚かせた本作は、すでにシーズン2への更新が決まっていたため、キャストを変更して続けられることが決まった。

 シーズン2に登場するバットウーマンは、シーズン1のバットウーマンの設定をうまく利用しながら新しい物語を紡いでいくことになるという。ルビーの後継者となる新バットウーマンには、ドラマ『MACGYVER/マクガイバー』や『ゴッド・フレンディッド・ミー(原題:GodFriended Me)』などのドラマを中心に活躍し、バイセクシャルであることを公言している、ジャヴィシア・レスリーが抜擢された。

画像2: キャストが変更となったドラマ『バットウーマン』

 黒人初のバットウーマンとなるジャヴィシアは2020年9月末にバストアップの新ビジュアルを自身のインスタグラムで公開。赤い長髪と特徴的なマスクを装着した新バットウーマンのお披露目となった。

 そんななか、今回また別のビジュアルが公開となった。

ジャヴィシア・レスリーが演じつ黒人初のバットウーマンの姿

 この度公開されたバットウーマンの姿は、前回公開されたものとは異なったビジュアルとなった。最も明白な変更は、そのヘアスタイル。短くカールされた赤い髪の毛は、これまでにないバットウーマンのビジュアルとなっている。

 ジャヴィシアはこの投稿に「ブラックウーマン…つまり、バットウーマンの登場だよ」とコメントを添え、また、このスーツに関わったスタッフとして、バットスーツは衣装デザイナーのマヤ・マニがコンセプトを担当し、オーシャン・ドライブ・レザーが制作、ウィッグはジャニス・ワークマンとタキシャ・スターディバンが制作、メイクアップはコーリー・ロバーツがスタイリングを担当したことをあげた。

 史上初の黒人のバットウーマンとなったジャヴィシアは2020年9月に開催されたDCコミックスの祭典DCファンドームのトークパネルで、「黒人のバットウーマンを登場させるなら、バットウーマンに変身したときにも黒人女性らしくなきゃ」とスーツに関する構想を語っていた。

画像: ジャヴィシア・レスリーが演じつ黒人初のバットウーマンの姿

 そして、「自分が何のために闘っているかがレプリゼント(表現)されているスーツを着てこそ、私はエンパワーされる」とコメントしたジャヴィシアに対し、製作総指揮のキャロライン・ドライスは「どうしたらライアンの魅力をスーツで隠さない描き方ができるだろうということを、ジャヴィシアと話し合っている。ちょっとした進化を遂げることになる。シーズンの最初の方でシーツの進化を目撃できるはず」と明かしていた。今回公開されたバットスーツは、そんな設定が盛り込まれたデザインになってる。

 ジャヴィシアが演じるのは、ライアン・ワイルダーという名の女性。テレビシリーズ向けに作り出されたライアンは、近日発売予定のコミックに登場する予定となっており、まだ詳細は発表されていない。ジャヴィシアが主演となった『バットウーマン』のシーズン2は、2021年1月に全米放送が予定されている。(フロントロウ編集部)

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