アン・ハサウェイは新型コロナウイルスのパンデミックを、ある日本製の文房具で乗り切ろうとしていたという。(フロントロウ編集部)

アン・ハサウェイ、コロナ禍でパニックに

 映画『プラダを着た悪魔』や『インターステラー』で知られ、最近では魔女姿がガチすぎると話題になった映画『魔女がいっぱい』の日本公開を12月4日に控えるアン・ハサウェイが、米トーク番組『Jimmy Kimmel Live(原題)』で司会者のジミー・キンメルと談笑。

 映画の話から子育ての話まで、多くのトピックについて話した2人だけれど、久しぶりに知人と話すとなれば、やはり話題は新型コロナウイルスが始まってからの生活について。外出自粛やロックダウンはどうだったかと聞かれたアンは、苦い表情で顔を隠した。じつはアンは、新型コロナウイルスの脅威が広がるなかである不思議な考えに取りつかれてしまったという。

 「本当に恥ずかしいことなの。自分でも何を考えてたのか分からない。自分を保って、不安を食い止めてくれる変な考えってあるでしょ?『これさえしてれば、すべて大丈夫』みたいな。それでね、電気のスイッチとかドアノブにテープを貼れば、家族を守れるってなった」

画像: 2018年にイタリアのヴェネツィアで目撃されたアンと夫のアダム・シュルマン、そして息子のジョナサン君。

2018年にイタリアのヴェネツィアで目撃されたアンと夫のアダム・シュルマン、そして息子のジョナサン君。

 話を聞いたジミーは矢継ぎ早に、注意書きを書いたテープを貼ったということなのか、テープを貼って触るのを防ぎたかったのか、マスキングテープを使ったということなのか、と質問。するとアンは、さらに詳しく説明した。

 「最悪なことに、ちっちゃくて値段の高い、細い日本製のテープを使ってしまったの」

 日本製の文房具は海外でも人気が高いけれど、アンはそのなかでも細いテープを使ったということで、細いテープでスイッチやドアノブをカバーするには多くのテープを消費したことが予測できる。しかもテープは比較的すぐに剥がれてしまったそうで、せっかくの高いテープがムダになってしまった。 


アンはさらに不思議なアイディアも実行

 さらにアンは、なぜだかヒールのある靴を履いて過ごせば大丈夫だという謎なアイディアも実行したそう。ヒールの靴に疲れたのか、こちらはすぐに止めたそうだけれど、ジミーもさすがに「どーゆーこと?」と困惑した様子。アンの夫で俳優兼ジュエリー・デザイナーのアダム・シュルマンは、いまだにこの出来事を使ってアンをからかってくるとのこと。

 しかも、自分のなかで赤っ恥なエピソードを、大人気トーク番組のなかで明かしてしまったアンは、すぐに「なんで私はこんなことをあなたの番組で言ってるんだろう!」と自分で自分にツッコミ。

 とはいえ、コロナ禍は多くの人が経験したことのないパンデミックで、パニックになってしまった人は彼女だけではない。とくにアンは2019年の冬に第2子を出産しており、コロナ禍を赤ちゃんと過ごすことになったので、さらに多くのストレスを感じてしまっていたのではないだろうか。(フロントロウ編集部)

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