ハロウィンの次はクリスマス
10月31日にハロウィンを迎え、今年は家の中で仮装を楽しんだり、小規模な集まりでハロウィンパーティーを楽しんだりした方も多いかもしれない。
新型コロナウイルス禍で例年とは少し違った楽しみ方になったハロウィンを終え、世の中では既に次の祝祭に向けた準備がスタートしている。そう、次は12月25日のクリスマス。最近までハロウィングッズを展開していたお店にも、もうすでにクリスマスグッズが並び始めている。
クリスマスの季節の到来を感じるのは、そんなお店に並べられ始めたクリスマスグッズを見てかもしれないし、肌寒くなってきた気温に触れてかもしれない。街中でクリスマスソングを耳にした時に、クリスマスが近づいていることを意識する人も多いはず。
マライア・キャリーがクリスマスの到来を告げる
そして、クリスマスの到来を告げることに関していえば、音楽業界には、サンタクロースと同じくらいその任務に打ってつけの人物が存在する。その人物とは、「恋人たちのクリスマス(All I Want for Christmas Is You)」というクリスマスを代表する楽曲を持つ、シンガーのマライア・キャリー。
マライアが1994年にリリースした同曲は、リリースからおよそ四半世紀が経った今も、毎年クリスマスシーズンには世界各国のチャートの上位にランクインすることで知られ、2019年12月には、リリースから25年の月日を経て米Billboardの全米シングルチャートで首位を獲得するという快挙も達成した。
今回、マライアはハロウィンの翌日である11月1日にSNSを更新。「何だと思う?」というコメントと共に、ハロウィンの仮装をした人物がマライアの部屋を訪ねるという動画を投稿した。
動画は、「恋人たちのクリスマス」がBGMとして流れているというもので、クリスマスの装飾がされた部屋にいるマライアが「時間よ」と告げて歓声をあげた後で、クリスマスの到来を告げるように次のメッセージが表示される。
「時間よ! でも、まずは(※11月26日の)サンクスギビングを忘れずにね」
ジェニファー・ハドソンはこの投稿にコメントを寄せた1人で、彼女は「(サンクスギビングは)必要ない!行きましょう! 今日からクリスマス音楽を聴き始める!」とコメントしている。
ちなみに、クリスマスが近づいていることはチャート上にも表れていて、音楽チャートを紹介するアカウント「CHART DATA」によれば、「恋人たちのクリスマス」は現在、アメリカのiTunesのチャートでトップ100にランクインしているという。
.@MariahCarey's "All I Want For Christmas Is You" has re-entered the top 100 on US iTunes.
— chart data (@chartdata) November 1, 2020
クリスマスならぬ、マライア・キャリーの季節が今年もがやってきた。(フロントロウ編集部)