11月4日に日本デビューアルバム『サンデイ・ベスト』をリリースしたデュオ、サーフェシズが本作のリリースを記念した自身初のオンラインリリースイベントを開催した。(フロントロウ編集部)

サーフェシズが日本デビューアルバムをリリース

 全米で100万枚相当の売上枚数を記録し、プラチナ・ディスク認定もされている大ヒット曲「サンデイ・ベスト(Sunday Best)」をきっかけに一躍世界各国のシーンにその名を広めた、コリン・パダレッキとフォレスト・フランクからなる米・テキサス州出身のデュオであるサーフェシズが、11月4日に日本デビューアルバム『サンデイ・ベスト』をリリースした。

画像: サーフェシズが日本デビューアルバムをリリース

 日本デビューアルバム『サンデイ・ベスト』には、タイトルにもなっている「サンデイ・ベスト」はもちろん、ことエルトン・ジョンとのコラボ楽曲「ラーン・トゥ・フライ」など、サーフェシズを知るために選ばれた楽曲が厳選されており、世界初CD化となる楽曲も多く収録されている。

サーフェシズがオンラインリリースイベントを開催

 今回、サーフェシズが日本デビューアルバムのリリースを記念して、11月7日にオンラインリリースイベントを開催した。

画像1: サーフェシズがオンラインリリースイベントを開催

 当日はこの日のためだけに収録した特別なパフォーマンス映像が公開され、まずは世界で大ヒット中の「サンデイ・ベスト」からスタート。現在配信されているライヴバージョンに近いスペシャルなアレンジが加えられた演奏では、ピアノ・アコースティックの要素が特徴的で、ファンたちも最初からヒット曲の貴重なパフォーマンス映像を観れ、画面越しに一緒になって歌を口ずさんでいた。

 この「サンデイ・ベスト」について、フォレストは次のように語った。「楽曲自体はハッピーでアップビートだし、ビデオも幸せそうな印象を受けるけど、実はそれとは逆のメッセージが込められているんだ。色々なことがうまく行かないけど、その中でもいい気持ちを保とうという思いがあるんだ」。

 続けて、同じくアルバムに収録されている「ヘヴン・フォールズ / フォール・オン・ミー」のパフォーマンス映像が流され、この楽曲についてはコリンが以下のようにコメント。

「この曲はヒューストンのホテルで制作していたんだけど、自分たちの部屋に太陽の光が窓から差し込んできて、すごく神秘的な環境だった。実はウクレレのアウトロはこの同じセッションの中でできた違う曲のものだったんだけど、2つの違う楽曲を1つにしてみて作ったんだ。何回パフォーマンスしても飽きなかったし、完成した後にフォレストと乗った高速道路で3時間くらい流しても全く飽きなかったから、本当に良い曲ができたんだと自信が持てたね」

 そして、この日はファンがメンバーに直接質問できるQ&Aセッションも開催。「日本盤アルバムに込めた思いについて」という質問に対しては、フォレストが「お気に入りの楽曲をプレイリストにすることはできるけど、CDなら実際に手に取って思い出に残すことができると思うんだ」とコメントしたほか、コリンは「(インディ時代の)デビュー・アルバムを出した時はまだ大学にいて、キャンパス内の人達にCDを配っていたから、こうしてはるばる日本で自分たちの作品を出すことができて嬉しいよ」と回答した。

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 その他にも、「日本に来れるようになったらしてみたいこと」、という質問について、コリンが「日本にはビジュアル・アートで有名な場所があるって友達から聞いたからぜひそこに行ってみたい!」と回答。日本盤アルバム『サンデイ・ベスト』のジャケット写真はコリン自身がデザインしており、デザイナーとしての顔も持つコリンらしいコメントとなった。

 同じ質問に対して、フォレストは「僕はメキシコ料理と日本料理が世界で大好きな料理の2つだから、日本に行ったらたくさんの日本料理を食べたいよ」とコメント。こちらも、普段から料理をしているというフォレストらしい答えとなった。

 加えて、「新型コロナウイルスのパンデミックにより生活に制限がかかった日々が続いているが、その中で見つけたポジティブなことは何か」という質問にも答えており、フォレストは「自主期間中に色々なことをリセットすることができた。今までは決まりきった生活の中でサイクルのように過ごしていたんだけど、サイクルを壊すことができて良いリフレッシュができたね。たとえば料理を始めたり、エクサイズをしたり。個人的な成長に通じた期間になったと思ってるよ」と答えたほか、コリンは「本を読んだりして、日頃のツアー中だと中々取れない自分の時間が取れた良い機会になったかな。パーソナルな時間と音楽を改めて学んだりする仕事の時間を取れたよ。他にもメンタルヘルスと向き合ったりもできて有意義な時間になったね」と回答した。(フロントロウ編集部)

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