スパイディのマスクの上に「別のマスク」を着用
マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の映画『スパイダーマン:ホームカミング』とその続編『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』で、主人公のピーター・パーカーことスパイダーマンを演じる俳優のトム・ホランドが、現在撮影中の映画『スパイダーマン3(仮)』の舞台裏の写真を自身のインスタグラムにアップした。
トムが公開したのは、スパイダーマンの格好をしたトムがマスクの上から「新型コロナウイルスの感染予防のためのマスク」をつけている写真。
出演者やスタッフなど大勢の人が出入りする映画の撮影現場では、1人でも感染者が出たら撮影がストップするだけでなく、その先の撮影スケジュールや公開日にも影響が出てしまうため、定期的に検査を実施したり、撮影本番をのぞいて出演者にもマスクの着用を義務付けたり、厳格なガイドラインのもと徹底した新型コロナウイルス感染防止対策が講じられている。
現在、トムは『スパイダーマン3』のために米ジョージア州アトランタに滞在中だが、彼の母国イギリスでは2度目のロックダウン(都市封鎖)が11月5日から実施されているほか、世界全体で感染者の数が増加傾向にあることから、上の写真に「マスクをして。僕はマスクを2つもつけてるんだから…」というキャプションを添えて、マスク着用を促した。
スパイダーマンのスーツの下には「アレ」を着用
ちなみに、今回、マスク着用を呼びかけるために、スパイダーマンのマスクの“上”に感染予防のマスクをつけた姿を披露したトムだが、じつはスパイダーマンのスーツの“下”にも「あるもの」を着用している。
シリーズ1作目である『スパイダーマン:ホームカミング』の公開時、トムが英ShortListのインタビューで語った話によると、スパイダーマンのスーツを着る際は下着のラインがひびかないように「Tバック」を履いているのだとか。
トムいわく、撮影初日にスタッフから「どうぞ、君のTバッグだよ」と渡されたそうで、「実はかなりの心配性なんだ。『(Tバックを履いても)お尻の穴が変なことにならないよね?』って不安になった。本心では『イヤだ』と思ってたけど、それでも履くことに慣れなきゃいけなかった」と、苦労を語っている。(フロントロウ編集部)