レベル・ウィルソン、2020年を健康な年にする
映画『ピッチ・パーフェクト』シリーズのファット・エイミー(太っちょエイミー)役や『キャッツ』、『ワタシが私を見つけるまで』など、数多くの楽しい映画に出演してきたレベル・ウィルソンは、2020年1月の初めに投稿したインスタグラムで、2020年を「健康の年」と呼ぶという決意を明かしており、健康な身体づくりに励んでいた。
2020年3月には40歳という節目の誕生日を迎えた彼女は、エクササイズをしている様子をたびたび公開しており、5月にはその目標体重が75キロであることを発表。筋肉量によって体重は外見から想像されるより重いということはあるけれど、目標設定によって自分自身を鼓舞した彼女は、8月には身体が着実に引き締まってきた姿を見せている。その後彼女は75キロを目標とした投稿を削除しており、もしかしたらさらなる高い目標を設定したのかも? 8月の時点で、目標体重まであと8キロまで迫っていると報告している。
レベルのダイエット成功のカギは「メンタルヘルス」
そんなレベルは、身体づくりを始める際にまず取り組んだことがあるという。ダイエットと聞くと、食事や運動の内容や計画がぱっと思い浮かびやすいけれど、レベルがまず取り組んだのは、メンタルヘルス! 同じく俳優のドリュー・バリモアによるトーク番組『The Drew Barrymore Show(原題)』でこう話した。
「世の中の多くの女性たちと同じように、突発的だったり流行していたりしたダイエットをしようとしたことがあった。だから、『今回はちゃんとした全体的なアプローチが必要』って考えたの。私が主に苦しんでいたのはエモーショナル・イーティングで、国際的に有名になることへのストレスだった。(有名になることには)多くのストレスがつきまとったし、私がそれに対応する方法は、ドーナツを食べることだった。だから私は、なぜ私はそれをしてしまうのか、なぜ自分自身を評価せず、より良い自分の評価を持っていないのか、といった、メンタルの方面に取り組んだの。そして、私の食事は主に炭水化物だったから、それは美味しいけれど、私の身体のタイプには、もっと多くのたんぱく質を食べる必要があった」
お腹が減っていないのに、ストレスで食べてしまう/食べられない。暇だからつい食べてしまう。そんな思いを経験したことのある人は、多いはず。この行為はエモーショナル・イーティング(感情的摂食)と呼ばれるもので、完全に悪いことではないけれど、行き過ぎれば健康問題につながってしまう。
そこで、まずはこの問題に取り組んだというレベル。彼女の場合、俳優という仕事上、痩せることでこれまでのような役のオファーが得られなくなるかもしれないというジレンマもあるけれど、健康な身体を手にいれることを決意した。そのかいあってか、夕食のあとに甘いものが食べたくなった時も、代わりに水を飲んで過ごせたということも報告しているレベル。あと1ヵ月半となった2020年だけれど、自分の力で得たその健康は一生モノ。(フロントロウ編集部)