ファレルがスキンケアラインを発表
大ヒット曲「ハッピー（Happy）」や「フリーダム（Freedom）」をリリースし、プロデューサーとしても活躍して音楽業界で影響を持つだけではなく、フランスの老舗ブランドであるシャネル（Chanel）とコラボするなどファッション業界でも一目置かれているファレル・ウィリアムス。
ファレルは音楽面やファッション面で注目されるだけではなく、度々話題になるのは彼のルックスがネプチューン時代から全く変わっていないということ。ファレルは2020年で47歳になったけれど、全く老けておらず、冷水で顔を洗うことや、水をたくさん飲むこと、そしてフェイススクラブを定期的に使うことなど、自身の美容方法をラジオや雑誌で度々教えている。
左：2004年、右：2019年のファレル。
こうして美魔女ならぬ美魔男として注目されているファレルが、ついにスキンケアラインを11月25日に発売することが決定。ヒューマンレース（Humanrace）という名前がつけられたスキンケアラインは、ファレルが約20年通っているエレナ・ジョーンズという皮膚科医と相談して作りあげたもの。
米粉のアイテムも登場
ヒューマンレースの第1段として、11月25日には、米粉のクレンザー、ロータス・エンザイムのエクスフォリエーター、そして加湿クリームの3つが販売される。ヒューマンレースのスキンケアアイテムは、性別問わず誰もが使えることやヴィーガンアイテムなのはもちろん、視覚障がい者のために、パッケージに点字をつけるという今までのコスメにはなかった心遣いもされており、まさに誰もが使えるアイテムが揃う。
さらに環境にも配慮しており、各商品のパッケージはリサイクルプラスチックを50％使用しており、プラスチックを減らすために詰め替え用も用意されている。
ここ数年、ファッション業界ではジェンダーレスなものがトレンド入りすることが多いけれど、リアーナが7月にローンチしたスキンケアブランド、フェンティ・ビューティー（FentyBeauty）など、今美容業界でもジェンダーレスなものが増えている。
これまで男性セレブがシェービング関連のアイテムを出すことはあっても、ファレルのようなスキンケアに特化したものを出すことはほとんどなかった。11月25日にローンチするヒューマンレースには、「老けない」と言われ続けているファレルの秘密が詰まっているのだろうか。（フロントロウ編集部）
