『マトリックス』の撮影メンバーが…?
キアヌ・リーブスとキャリー=アン・モスが続投することで話題の『マトリックス』第4作目の撮影が、ドイツで行なわれていた。2020年2月に、アメリカのサンフランシスコで撮影が開始されたことが確認されるも、新型コロナウイルスの影響で中断。そして2020年6月にキャストやスタッフがドイツのベルリンに入り、撮影が再開された。
そしてついに、撮影が終了したと見られている。それに際して、『マトリックス4』を手掛けるラナ・ウォシャウスキーやキアヌなどのキャスト、そしてスタッフが行なったことが問題に。それは、撮影終了のパーティーの開催・参加!
ドイツのベルリンや、パーティーが開催されたとみられるブランデンブルクでは、新型コロナウイルスの感染対策のため、現在は50人までのパーティーは行なうことができる。しかしそのためには、事前にしかるべき許可をもらい、設定されたルールを守らなくてはいけない。
ウォシャウスキー姉妹によって開催されたパーティーには、200人前後が参加したと見られている。パーティーは水曜日の午後6時から木曜日の深夜まで続き、ダンサーやDJなどが呼ばれ、花火や『マトリックス』のタトゥーのお土産などが用意されたと、ドイツのタブロイド紙Bildが報じた。
パーティーは撮影だった?
しかし、このパーティーが開催されたと言われている映画スタジオのバーベルスベルク・スタジオは、これはパーティーではなく撮影だったとしている。スタジオのスポークスパーソンは、「祝福のシーンを撮影していたのです。夏にも撮影されたシーンであり、それと繋がりがあるものです。そして衛生問題の規制に従っていました。このシーンには参加者が多いので、プロダクションチームは意図的に撮影(スケジュール)の最後にこれを組み込んだのです」とコメントした。
一方でBildはパーティーに参加したというゲストの証言も得た。そのゲストが語ったところによると、参加者は全員事前にPCR検査を受けており、参加するためにはマスクを着用しなければいけなかったけれど、パーティーが進むにつれてマスクを外す人も多かったという。そして、パーティーでは撮影は行なわれていなかったと話した。
パーティーの許可を出しているポツダム市のスポークスパーソンは、「私たちは、イベントが開催されるという報告は受けていませんでした。撮影中の感染予防に関しては、保健機関とスタジオの間で話し合いがありました」とコメント。また、Bildの報道をうけて、調査を行なうとしている。
ちなみに、キアヌと彼のパートナーのアレクサンドラ・グラントは、パーティーでワインを飲み、その後は早々に帰宅したと伝えられた。(フロントロウ編集部)