実写とアニメーションが融合した映画『トムとジェリー』の予告編が公開された。主演はクロエ・グレース・モレッツ。(フロントロウ編集部)

おなじみの『トムとジェリー』にクロエ・グレース・モレッツが

 ネコとネズミのキャラクターが大暴れするアニメーションの『トムとジェリー』シリーズは、1940年から世界中で愛され続けている大人気作品。

 そんなシリーズの新作映画に、クロエ・グレース・モレッツが登場!この度、予告編が初公開となり話題を呼んでいる。

 映画『トムとジェリー』は、実写とアニメーションのハイブリッド作品となっている。予告編では、ブルーノ・マーズが甘く歌い上げるなか、生涯の敵であるトムとジェリーは最初からやり直すことを誓う…。

 と見せかけて、トムがバスに轢かれるという“いつも通り”の展開に。本作は、ジェリーがニューヨークの最高級ホテルに引っ越したところから再び二匹の追いかけっこが始まる。ジェリーが引っ越した先では、「世紀の結婚式」が執り行なわれる予定。ホテルの従業員たちは、ネズミ退治にてんやわんやの大騒ぎ。クロエ演じるウエディングプランナーは、ネズミ退治のためにトムを雇うことを余儀なくされる…。

 往年のファンも納得の展開が予想できるこの映画『トムとジェリー』の予告編。実写と融合しても、トムは感電し、押しつぶされ、体に穴が開くという通常運行っぷりに一安心といったところ。

画像: ©️ WARNER BROS.

©️ WARNER BROS.

 本作には、クロエだけでなく、マイケル・ペーニャ、ロブ・デラニー、コリン・ジョスト、ケン・チョンなどが参加しており、監督は、映画『シャフト』などのティム・ストーリーが務める。

 クロエは米Peopleに本作の撮影について「とても楽しかった」とコメント。「一番難しかったのは、そこに何もいないのにいるかのように演技しなければならなかったこと」と明かし、続けて、「トムは名札のついた棒だったし、ジェリーの小さいフィギュアを持って撮影した」とも告白。なんとも愉快なセットだったらしい。

 クロエ自身小さい頃から楽しんできたという『トムとジェリー』。アニメーションと実写が融合した新作映画は、2021年3月5日に全米公開予定。(フロントロウ編集部)

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