ラッパーのリル・ウェインが2019年12月に自身のプライベートジェットから銃などが出てきたことで起訴され、最大10年の懲役刑を受ける可能性が浮上している。(フロントロウ編集部)

リル・ウェインが起訴される

 音楽界で最も権威があると言われるグラミー賞を5度受賞し、これまでにドレイク、YG、そしてジャスティン・ビーバーなどとコラボし、2020年には約2年ぶりとなるアルバム『Funeral』をリリースしたリル・ウェイン

画像: リル・ウェインが起訴される

 ヒップホップ界の大御所アーティストとして多くの人に慕われているリルだけれど、2007年にツアーバスに捜査が入った時に車内から拳銃が発見され逮捕。この事件では実際にリルが実刑を受け、8ヵ月刑務所に入っていたこともあった。

 そして今回も再び銃の所持などで起訴されることに。この事件が起こったのは、2019年12月のこと。リルは仲間とプライベートジェットに乗っていたけれど、マイアミの警察官と連邦捜査官に通報が入ったことにより、機内を捜査された。その際、45口径の金メッキの拳銃と銃弾、そしてMDMA、マリファナ、コカイン、ヘロインが入ったコーチのバッグに加え、25,000ドル以上(260万円以上)の現金が発見されていた。

 その事件から約1年が経ち、フロリダ州南部地区の連邦検事は、現地時間11月17日に銃と弾薬を所持していたとしてリルを起訴した。リルはもしこの裁判で有罪判決を受けた場合、最大10年の懲役刑を受ける可能性があると米New York Timesなどが報じている。

 今回起訴されたことを受けてリルは、12月にマイアミ連邦裁判所に出廷する予定となっている。(フロントロウ編集部)

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