ダコタ・ジョンソンが、セクシャルウェルネスのブランド「Maude(モード)」の共同クリエイティブ・ディレクターに就任。セックスやセクシャル・セルフケアについて語った。(フロントロウ編集部)

ジェンダーニュートラルなブランド「Maude(モード)」

 映画『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』3部作に主演し、女性のセックスに対するタブーを打ち破ったダコタ・ジョンソンが、バイブレーターやローション、コンドームを手掛けるセクシャルウェルネスのブランド「Maude(モード)」とタッグを組んだ。

 Maudeは、エヴァ・ゴイコエチェア氏とディナ・エプスタイン氏が始めたブランドで、これまで、ジェンダーによって仕切られていたセックス関連商品をジェンダーニュートラルにし、「セックスをシンプルに」という理念のもとに商品を生み出している。

 ダコタは自身のインスタグラムで、共同クリエイティブ・ディレクターとしての思いを綴った。

「セクシャルウェルネスは基本的人権です。ムードの考えは私が強くサポートするものであり、セクシャル・ヘルスに関する私の信念を象徴するものでもあります。さらにこれらの商品の質や美しさは素晴らしく、非常にレベルが高く、私は大好きです。共同クリエイティブ・ディレクター、そして投資家として参加できることを本当に嬉しく思っています。美しく質の高いセクシャル・ウェルネスな商品を届け、全ての人にアクセスしやすくする一方で、サスティナビリティ、そして意識向上/教育をベースにしたイニシアチブを、会社の構造に盛り込めるようにと願っています。

楽しんで!

愛と快感をこめて」

正しいセクシャル・ウェルネスをすべての人に

 最近では、例えば人間関係としてのセックスを幅広い年代のキャラクターとともに描くNetflixドラマ『セックス・エデュケーション』が世界的ヒットを記録したり、多くのセレブもセックスについてオープンに語ることが増えており、例えばモデルで俳優のカーラ・デルヴィーニュは、夜遊びについて聞かれた時に「今は外出して遊ぶよりセックスしたい」と話したりするなど、セックス、ひいては性的嗜好やセクシャルオリエンテーション、セクシャルウェルネスにオープンでいることは恥ずかしいことではないというメッセージが多く発信されている。

 ダコタもそういった姿勢に同意しており、そのうえで正しい教育や知識が必要だと感じていると、米Vogueのインタビューで語った。

「多くの人は、合意のうえでのセックス、セクシャリティ、セクシャルオリエンテーション、ジェンダー表現、セクシャル・セルフケアは恥や堕落に隠されたものではなく、本質的に健康的で、敬意を払われ育まれるべきものであるという考えを高めてきたと思ってる。そして、基本的なことであり、人間の深い一部であることを育むことが広く受け入れられておらず、適切な注目や教育を与えられていないことに、みんなは疲れてると思う。セックスは人ができる最も親密なことで、私は、みんながセックスに対してジャッジせずに敬意を払うだけでなく、自分自身やパートナーに、素晴らしい人間の身体が求める適切なケアと注意を払うことを学べる世界がぜひ見たい」

(フロントロウ編集部)

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