「ジャスティン・ビーバー」と検索して出てくる写真に不満を漏らす
2020年に入ってから音楽活動を本格的に再開し、今年2月にニューアルバム『Changes(チェンジズ)』を発表して以降、「Holy(ホーリー)」や「Lonely(ロンリー」、「Monster(モンスター)」といった新曲を次々とリリースしているシンガーのジャスティン・ビーバーが、グーグルを使って英語で「Justin Bieber」と検索した結果、一番上に表示される写真に対する不満をぶちまけた。
Justin Bieber asks the media to stop using unflattering photos of him when he battled Lyme disease in new video:
— Pop Crave (@PopCrave) November 19, 2020
“This was a time when I was really unhealthy...and these are the photos the media tries to run with.” pic.twitter.com/qBHLYjBRjL
「特定の写真ばかり表示される仕組みはわからない。けれど、僕は健康になろうとずっと頑張ってきたのに、妨害されているような感じがして、すごくイライラする」。インスタグラムのストーリーにアップした動画でこう切り出したジャスティンは、続けて「(これらの写真は)僕が本当に不健康な時期に撮影されたものなんだ。この時、僕はライム病と闘っていた。みんなも知ってるよね?(検索した結果)一番上に表示されている写真の僕はどれもだらしがなく見えるよね?この頃の僕は明らかに大変な時間を過ごしていた」と、苛立っている理由を明らかに。
ジャスティンが不満に感じているのは、今年1月に開催された自身のドキュメンタリー番組『ジャスティン・ビーバー:シーズンズ(Justin Bieber : Seasons)』のプレミアイベントのレッドカーペットで撮影された写真。
『ジャスティン・ビーバー:シーズンズ』のプレミアイベントで撮影された写真。当時、ジャスティンが自身のインスタグラムにアップしたもの。
むしろレッドカーペットで撮影された写真は公式のものなので、通信社で購入するなどちゃんとした手順を踏めばメディアにも使う権利があるが、ジャスティンは、この時撮影された写真は“もう使わないでほしい”としたうえで、「あのイベントに出席して以来、たくさんのフォトシュート(写真撮影)に参加した。(ほかにも新しい写真がいっぱいあるんだから)もうこの写真を使う必要はないはずだ。今の僕の肌を見てよ」と呼びかけた。
ちなみに、「他にも新しい写真がたくさんある」というジャスティンの言い分も理解できるが、特定の雑誌やメディアのために撮影された写真は、著作権などの問題があるため、他社が自由に使うことはできない。しかし、通信社で売られているジャスティンのレッドカーペット写真は、ジャスティンが“使って欲しくない”と主張する『ジャスティン・ビーバー:シーズンズ』のプレミアイベントの時の写真が最も新しいものであり、それ以外はパパラッチが撮影したプライベートの写真ばかり。とくに、ジャスティンと妻でモデルのヘイリー・ビーバーのオフィシャルなツーショット写真は、このプレミアイベントで撮影されたものしかないため、多くのメディアが使用しており、結果として表示される頻度も高くなっている。(フロントロウ編集部)