テイラー・スウィフトがアーティスト・オブ・ザ・イヤー賞を受賞
米現地時間11月22日にロサンゼルスのマイクロソフト・シアターで開催されているアメリカン・ミュージック・アワードの授賞式で、8月に最新アルバム『フォークロア(Folklore)』をリリースしたテイラー・スウィフトが今年のアーティスト・オブ・ザ・イヤー賞を受賞。授賞式には出席しなかったものの、受賞を受けてビデオメッセージを寄せた。
Are you ready for it? @taylorswift13 is #AMAs Artist of the Year! pic.twitter.com/3pcbLKSE6B
— American Music Awards (@AMAs) November 23, 2020
テイラーは受賞を受けて、投票してくれたファンに感謝のメッセージを寄せており、「ありがとうございます。ファン投票のアワードなので、本当に嬉しく思っています。これまでのキャリアを通じて、皆さんはずっと掛け替えのない存在でした。とりわけ今は、(世界的なパンデミックによって)お互いに隔てられてしまっており、コンサートでお会いすることができていませんが、私は音楽を通じて今も皆さんとのつながりを感じています」とコメント。
また、授賞式に出席できなかった理由については、「実は自分の昔の曲をすべて再レコーディングしているところなのです」と告白。「オリジナル版をレコーディングしたスタジオで取り組んでいて、とても順調に進んでいます。皆さんに聴いてもらうのが楽しみです。素敵な夜を」と続けて語り、自身の昔の楽曲の再レコーディングに臨んでいることを明言した。
テイラーのメッセージはこちら。
BIG congratulations to @taylorswift13! Shes taking home the award for Artist of the Year! #AMAs pic.twitter.com/XfBOTPU5Nc
— American Music Awards (@AMAs) November 23, 2020
再レコーディングしている音源はいつリリースされる?
フロントロウでもたびたびお伝えしてきたが、テイラーはジャスティン・ビーバーのマネージャーであるスクーター・ブラウンが自身の過去のアルバム6作分の原盤権を買収/売却した騒動のなかで、先日、自身が手に入れられなかったすべての楽曲の再レコーディングにすでに着手していることを明言。
テイラーはその後、米Rolling Stoneのポッドキャスト・インタビューで、2012年にリリースした4作目のアルバム『Red(レッド)』に収録されている「オール・トゥー・ウェル(All Too Well)」の新バージョンの存在を匂わせているほか、Apple Music主催の『Apple Musicアワード』でソングライター・オブ・ザ・イヤー賞(年間最優秀ソングライター賞)を受賞した際には、『Red』時代を連想させるストレートヘアでビデオ出演。たびたび『Red』時代の再来を匂わせてきた。
テイラーの口からはまだ具体的なプランについて明かされていないものの、アメリカン・ミュージック・アワードの開催前には、ソファーに座りながらこちらを見つめる自身の写真をSNSに投稿して、「今のところ、多くのことは起きてない」という意味深なコメントを投稿。“何かが起きている”ことを匂わせている。
(フロントロウ編集部)