Netflixで『ショーン・メンデス:ありのままの魅力』の配信開始
12月4日(金)に待望のニューアルバム『Wonder(ワンダー)』をリリースするシンガーのショーン・メンデスの過去数年間の軌跡に密着した、Netflixのドキュメンタリー番組『ショーン・メンデス:ありのままの魅力(原題:In Wonder)』の配信が11月23日からスタートした。
長年にわたりショーンのマネジメントを手がけるアンドリュー・ジェルトレル氏がエグゼクティブ・プロデューサーとして全面協力した『ショーン・メンデス:ありのままの魅力』は、日本でHonda「オデッセイ」のCMソングに起用された「In My Blood(イン・マイ・ブラッド)」など、これまでに数々のヒット曲を世に送り出してきたショーンの旅の裏側を映すと同時に、音楽業界きっての“良い人”として知られる彼の素顔に迫る作品となっており、約1年半前に交際をスタートさせた恋人でシンガーのカミラ・カベロとの出会いから現在にいたるまでの知られざるエピソードにも触れている。
ちなみに、さっそく『ショーン・メンデス:ありのままの魅力』を見たというカミラは、自身のインスタグラムで「ショーン、あなたのことを愛してる。そして、あなたのことをとても誇りに思う。このドキュメンタリーのあなたはどんなに脆く、美しく、オープンで、正直だったことか!“私もそうでありたい”と、あなたは私に思わせてくれた。あなたの魔法に感謝する。私の最愛の人よ、おめでとう」と、絶賛している。
ショーン&カミラに関する「3つの事実」が明かされる
先ほどお伝えしたが、『ショーン・メンデス:ありのままの魅力』では、ショーンとカミラの知られざるエピソードがいくつか明かされている。
テイラー・スウィフトのコンサートのバックステージで意気投合
ショーンとカミラが最初に出会ったのは、今から約6年前の2014年。当時、カミラが所属していたフィフス・ハーモニーとショーンは、シンガーのオースティン・マホーンのツアーのオープニングアクトに抜擢され、一緒に各地をまわっていたが、ショーンはパフォーマンスと曲作りに集中していたため、カミラはショーンの姿をほとんど見たことがなかったそう。
それからほどなくして、シンガーのテイラー・スウィフトのコンサートのバックステージで再会を果たした2人は、年齢も近いことからすぐに意気投合。そこから一緒に曲作りをするようになり、2015年に初のコラボ曲「I Know What You Did Last Summer(アイ・ノウ・ホワット・ユー・ディド・ラスト・サマー)」をリリースした。しかし、カミラいわくお互いに好意は抱いていたが、この時は恋愛関係に発展することはなかった。
ショーンがこれまでに作った曲はすベてカミラを思って書いたものだった
ショーンがカミラにずっと片思いをしていたことはファンのあいだではすでに知られた話だが、『ショーン・メンデス:ありのままの魅力』のなかでショーンは、「ニューヨークにいる時だったかな。僕の曲がラジオとかで流れた時、(カミラに)『全部、君のことなんだ。すべて君のことを思って書いた曲だったんだ』と伝えたら、彼女に『どういう意味?』って言われた。だから、『何もかもすべて君のこと。これまでに書いた曲はすべて君について書いたものなんだよ』って教えたんだ」と、カミラも思わず聞き返してしまうほど驚きの事実を明らかに。
ショーンいわく、デビューアルバム『 Illuminate(イルミネイト)』に収録されている「Treat You Better(トリート・ユー・ベター)」がその代表例だそうで、「『Treat You Better』とか、『全部の曲がそうなんだ』って言ったら、彼女は『オー・マイ・ゴッド』って、言葉を失ったような感じだった。まったく気づいてなかったみたい。僕は彼女が気づいてくれてると思ってたんだけどね(笑)」と、カミラに自分の思いが届いていると思い込んでいたことも明かした。
VMAのステージでは「キス寸前」だったけど裏では…
2019年8月に開催されたMTVビデオ・ミュージック・アワード(VMA)で、2度目となるコラボ曲「Señorita(セニョリータ)」のパフォーマンスを披露したショーンとカミラ。2人が交際していることはすでに周知の事実だったが、まだ付き合い始めて間もなかったうえに、交際宣言をする前だったこともあり、本番でキス寸前の距離まで顔を近づけるも「寸止め」で、キスをしなかったことが当時大きな話題となった。
しかし、裏では普通にキスしていたようで、『ショーン・メンデス:ありのままの魅力』では、VMAのリハーサルで2人が堂々と唇を重ねる姿や、カミラがショーンに「あなたのことを愛してる。ちゃんと知ってるよね?」と愛の告白をする甘いシーンが映し出された。(フロントロウ編集部)