ジョージ・クルーニーが主演の映画『オーシャンズ11』で、主人公ダニエル・オーシャンの元妻、テス役として登場するジュリア・ロバーツは、ジョージにもらった約2,200円で出演を決めていた。(フロントロウ編集部)

往年の名作『オーシャンズ11』

 映画『オーシャンズ11』は2001年に公開されたスティーブン・ソダーバーグ監督による映画。主人公ダニー・オーシャン率いる11人の犯罪スペシャリスト集団が、ラスベガス三大カジノの金庫室にある1億6000万ドル以上の現金を狙う。

 主人公のダニーを演じたのはジョージ・クルーニー。そしてその相方、ラスティを演じたのはブラッド・ピット。さらに本作には、ジュリア・ロバーツ、マット・デイモン、ドン・チードル、アンディ・ガルシアなど豪華なキャストが勢揃いしている。

 本作は世界中で大ヒットを記録し、『オーシャンズ12』、『オーシャンズ13』と続編も制作された。また、2018年には主人公をダニーの妹にした“女性版”のオーシャンズである『オーシャンズ8』が、公開。

 そんな『オーシャンズ11』でダニーの元妻、テス役を演じたジュリアは、なんと出演交渉の際に、ジョージからもらったたったの20ドル(約2,200円)で出演を決めたという。

ジュリア・ロバーツ、20ドルで『オーシャンズ11』出演⁉︎

 『オーシャンズ』シリーズの主人公を演じた、ジョージ・クルーニーは、米GQのインタビューで、シリーズの撮影秘話を振り返った。

画像: ジュリア・ロバーツ、20ドルで『オーシャンズ11』出演⁉︎

 撮影中は、お互いに見せ場を奪い合うのではなく、尊重し合いながらサポートしあっていたと明かしたジョージは、共演者とリラックスした関係を築けたと語った。続けて、彼がジュリアを『オーシャンズ11』に参加するように頼んだ時の驚きのエピソードを告白。

 「ジュリアを覚えているよ。僕は彼女を知らなかった。一度も会ったことがなかったけど、彼女は映画1本につき2,000万ドル(約22億円)をもらっていた。ブラッド(・ピット)とマット(・デイモン)を説得し、ジュリア(・ロバーツ)にも出てもらいたかった。そこで、脚本に20ドル(約2,200円)のお札を添えて彼女に送ったんだ。そして『1本20ドルだって聞いたんだけど』って言ってみた」と、まさかすぎる金額でのオファーをしたという。

 ジョージらしいユーモアの効いたこの作戦が功を奏したようで、ジュリアは『オーシャンズ11』に出演することを決定。そして、公開から20年経ったいまでもジョージと連絡を取り合う仲だという。(フロントロウ編集部)

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