『ワイルド・スピード』のスピンオフから発展した不仲問題
映画『ワイルド・スピード』シリーズは、2001年に第1作目が公開され、現在8作品が公開されているカーアクション作品。
2020年には第9作目にして最新作の『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』が公開予定だったものの、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、2021年に延期となっている。
そんな本シリーズにローマン・ピアース役として出演しているタイリース・ギブソンは、2017年にルーク・ホブス役を務めるドウェイン・ジョンソンをインスタグラムで痛烈に批判したことで2人の不仲が問題となった。
その批判の内容とは、ドウェインが参加した『ワイルド・スピード』シリーズのスピンオフ、『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』の公開が2019年6月に決定してしまったせいで9作目の『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』の公開が2019年から2020年になってしまったのではないかというもの。
その後タイリースは再びインスタグラムに事態の進捗を報告。ドウェインと映った写真とともに、「ドウェインのエージェントとしっかりと話し合ったことをみんなに伝えておくよ。彼に関しての投稿はこれが最後になる」と、和解と見られる投稿をした。
その騒動の半年後、ポッドキャストのインタビューに参加したタイリースは、一連の出来事について「プロのすることじゃないし、クールじゃなかった」と反省の色を見せたけれど、対するドウェインはトーク番組『Watch What Happens Live』でやっとその口を開き、タイリースとの関係について、「タイリースとはまったく話していないよ。彼とは長い間友人だったから、この騒動はとても残念だったんだ。だけど彼と会話をする必要は感じない」と、ぴしゃり。
タイリース・ギブソンとドウェイン・ジョンソン、本当の和解
そしてこの度、一連の不仲事件の完全解決を物語る新たな情報が、タイリースによって明らかにされた。
タイリースはNetflixオリジナル映画『クリスマス・クロニクル PART2』の宣伝のために出演した番組『Stir Crazy』でドウェインとのその後についてコメント。ドウェインを「ロック」というあだ名で親しげに呼び、「実はロックのことなんだけど…俺とロックは仲良くしてたんだ。俺たちは3週間前に、4時間話した。話し合ったんだ。少なくとも4時間は話した。素晴らしかったよ」と、タイムリーな情報を共有。
2人が話した内容についてまでは明かされていないけれど、まさか3週間前に4時間も長話していたなんて驚き。さらに、かつてドウェインは「会話をする必要は感じない」と言っていたけれど、このたびしっかりと会話をしていることがわかり一安心といったところ。
ドウェインは、スケジュールの都合で『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』には参加していないけれど、今後2作品続くシリーズで戻ってくる可能性は高い。さらに、スピンオフ映画『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』の続編も制作されると言われている。(フロントロウ編集部)