映画『バック・トゥ・ザ・フューチャーで、デロリアンが時速88マイルであるのには、意外すぎる理由があった!(フロントロウ編集部)

公開から35周年を迎える『バック・トゥ・ザ・フューチャー』

 映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』は1985年に第1作目が公開されたSF作品。ロバート・ゼメキス監督が手掛けたこの大ヒット作は、社会現象を巻き起こすほどの大ヒットを記録し、現在でも『BTTF』という略称で親しまれている。

 2020年は公開から35周年を記念し、様々なイベントやグッズ販売が企画されており、12月4日には、シリーズ3作全てが日本全国の劇場でリバイバル上映される。 

 そんな『バック・トゥ・ザ・フューチャー』に登場する車型のタイムマシン「デロリアン」は、ファンなら誰もが知っているものだけれどこのデロリアンがタイムトラベルできるスピードが「時速88マイル」である理由はなぜ?

デロリアンが時速88マイルでタイムトラベルできる理由

 時速88マイルとは、単位を変換すると時速約141kmになる。本作のファンは公開当時からこの時速88マイルという数値に対し様々な意見を交換してきた。時速88マイルを出したデロリアンを使って本当に過去に移動するマシンを作れるかどうかという確実な証明はいまだ発見されていないけれど、本作の脚本を手掛けたボブ・ゲイルは、「時速88マイル」という数値に決めた理由を明かした。

画像: ⓒAMBLIN/UNIVERSAL

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 米ComicBookのインタビューに参加したボブは、「まず第一に誰かが誤って運転しない速度にしたかった」とコメント。日本では、一般的な普通車のスピードメーターは時速180kmまで、そして軽自動車は時速140kmまで。さらに、法定速度は高速道路でも最高でも120kmなので、まず時速141kmを出すのは難しい。

 ボブは続けて、「もう一つの理由は、覚えやすいから」と、「時速88マイル」が決定した意外すぎる理由をシェア。ファンがこれほど活発に意見を交わし、いまだ解決しない楽しい話題だけれど、その数値になったのは、覚えやすいという単純明快なものだった。 

 映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』は、2020年12月4日から日本全国の劇場でリバイバル上映される。35周年というメモリアルをぜひお祝いして。(フロントロウ編集部)

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