映画『ファンタスティック・ビースト』シリーズに正式加入することでファンを沸かせているマッツ・ミケルセンの出演した映画を、米辛口批評サイトRotten Tomatoesの観客スコアをもとに上位10作品をご紹介!(フロントロウ編集部)

第10位『プッシャー2』スコア:85%

 映画『ドライヴ』のニコラス・ウィンディング・レフン監督が2004年に制作した本作は、1996年に公開された映画『プッシャー』の続編。真っ当に生きようと誓ったばかりの男が、過去のしがらみのせいで再び裏社会に戻ってしまう苦しみを描いている。主人公のトニーを演じるマッツ・ミケルセンは本作で様々な演技賞を受賞。胸が締めつかられるようなラストシーンは見逃せない。


第10位『プッシャー』スコア:85%

 同じくニコラス・ウィンディング・レフンの監督デビュー作で、デンマークのバイオレンス映画。また、マッツ・ミケルセンの映画デビュー作でもある。プッシャーとは麻薬密売人の意味で、本作ではデンマークの閉塞的な裏社会を克明に描き出す。取引に失敗した麻薬密売人がボスと警察の両方から追われる身となるストーリーの本作は、コメディ要素も多い。


第10位『ドクター・ストレンジ』スコア:85%

 MCU映画の『ドクター・ストレンジ』は、2017年に公開された作品。ベネディクト・カンバーバッチ演じるアメコミヒーローのドクターストレンジがいかにして誕生したかを描く。マッツ・ミケルセンは本作でヴィランのカエシリウスを演じ好評を博した。


第7位『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』スコア:86%

 『スター・ウォーズ』シリーズのスピンオフ作品である『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』が第7位にランクイン。遠い昔、はるか彼方の銀河系で、フォースを持たぬ戦士たちが敵と必死に戦い散っていく様子を描いている。マッツ・ミケルセンは主人公の父親でデス・スター開発の主要人物であるゲイレン・アーソを演じた。


第6位『アフター・ウェディング』スコア:87%

 2006年度のアカデミー賞にて外国語映画賞にノミネートされたデンマーク映画。コペンハーゲンを舞台に、孤児たちの援助活動をしている男性ヤコブと彼の元恋人の家族をめぐる愛のドラマ。監督は映画『しあわせな孤独』が高い評価を得た女性監督スザンネ・ビア。マッツ・ミケルセンは主演を務めた。


第5位『007 カジノ・ロワイヤル』スコア:89%

 2006年に公開された『007 カジノ・ロワイヤル』は、ダニエル・クレイグがジェームズ・ボンド役を務めた初の作品。敵のル・シッフルを演じたマッツ・ミケルセンは、本作の演技で高い評価を得た。本作で描かれるボンドとル・シッフルとの“高額の掛け金”のポーカー対決シーンは非常にスリリング。


第4位『しあわせな孤独』スコア:90%

 2002年に公開されたデンマーク映画『しあわせな孤独』。監督を務めたのは、映画『アフター・ウェディング』や『バード・ボックス』を手がけたスサンネ・ビア。結婚を間近に控えたカップルのセシリとヨアヒムだったが、ある日セシリの目の前でヨアヒムが交通事故に遭い、半身不随になってしまう。どんどん悪くなっていく状況に、2人は翻弄される。


第4位『ブレイカウェイ』スコア:90%

 2000年に公開されたデンマーク映画である本作の監督は、映画『フレッシュ・デリ』のアナス・トマス・イェンセン。本作は、いかにも北欧映画といったような、すっとぼけたブラックユーモアがピリッと効いた作品。40歳になっても下っ端のヤクザ四人組が、あるひ生活に嫌気がさし、突然森の中でレストランを開こうと思いつく。


第4位『アダムズ・アップル』スコア:90%

 『アダムズ・アップル』は、マッツ・ミケルセン出演のヒューマンドラマ。『旧約聖書』に書かれているリンゴの話をモチーフにしたブラックコメディであるため、『旧約聖書』の「ヨブ記」の内容を知っていたほうが理解を深めやすい。アダムのリンゴの寓話をモチーフに、草原の教会で繰り広げられる奇妙な人間模様を描き出している。


第1位『偽りなき者』スコア:93%

 2012年に公開されたデンマーク映画『偽りなき者』が第1位。カンヌ国際映画祭で3間を達成した本作でマッツ・ミケルセンは男優賞を受賞した。子どもの作り話がもとで、性的虐待をしたという容疑をかけられてしまった男が、何もかも失い、集団ヒステリーと化した世間から迫害される。誰からの助けもない中でひとり潔白を証明しようとするマッツの姿に胸が痛む。

 自身の母国であるデンマーク映画での評価が高いマッツ・ミケルセンの出演作はほかにもまだたくさん。粗野なキャラクターから紳士まで見事に演じ切るマッツの作品を是非鑑賞してみて。(フロントロウ編集部)

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