タロン・エジャトンが主演を務めるスパイアクション映画『キングスマン』シリーズは、あと7本くらい作品が続くという驚きの情報を映画会社の社長が明かした。(フロントロウ編集部)

スタイリッシュなスパイアクション『キングスマン』

 映画『キングスマン』は2014年に公開され、世界で約440億円(4億ドル)を超えるメガヒットを記録した、スタイリッシュなスパイアクション作品。

 ロンドンの高級テーラーを舞台に、英国紳士たちが華麗で過激なアクションを繰り広げる本作は、主人公のタロン・エジャトンにとって出世作となった。また、コリン・ファース、サミュエル・L・ジャクソン、マーク・ストロング、マイケル・ケインなどの超豪華キャストも総出演し、大きな話題を呼んだ。

 1作目の好評を受け、2017年には続編である『キングスマン: ゴールデン・サークル』が公開。さらに、2021年にはシリーズの前日譚となる『キングスマン: ファースト・エージェント』の公開も予定されている。

 そんな本シリーズに関し、制作を担当しているマーヴ・フィルムズのグループCEOであるジギ・カマサが、驚きの構想を明かした。

『キングスマン』シリーズ、あと7作品⁉︎

 カマサ氏は、映画『キングスマン』シリーズで監督を務めるマシュー・ヴォーンは、会社の拡大計画の一環として、「『キングスマン』の映画をあと7本くらい」計画していることを米Deadlineに明かした。

画像: 『キングスマン』シリーズ、あと7作品⁉︎

 カマサ氏はウィンストン・ベイカー英国金融サミットで、「我々はビジネスと作品を成長させたいと考えています」と語り、続けて「『キングスマン』シリーズと並行して、2~3本の新たなフランチャイズが開発されています」ともコメント。

 マーヴ・フィルムズは、最近ヴォーン監督がダグ・エリンとタッグを組むサッカーのドラマ『Day 1』の制作を発表したばかり。さらに、タロン主演の映画『テトリス』の撮影もはじまるところで、現在かなり波に乗っている制作会社。

 カマサ氏はライオンズゲートという映画会社からやってきたやり手の人物で、ライオンズゲートの英国展開に大きく貢献した人物。彼は、映画業界に深刻な影響をもたらしている新型コロナウイルスについても触れ、「新型コロナウイルスは、業界の亀裂を明らかにし、その亀裂を大きくしました。だから、映画館ビジネスは変わらなければなりませんでした。ここ2~30年のほとんどの間、映画業界が持っていた硬直したモデルは変わらなくてはいけなかった。人々は様々な方法でコンテンツを求めています。だからと言って、人々が映画館に行きたがらないということではありません。しかし、柔軟性が鍵を握っています。誰にコンテンツを売るかについては、柔軟に対応しなければなりません。素晴らしいコンテンツを作ることが全てなのです」と、非常に前向きな意見を述べた。

 映画『キングスマン』シリーズがあと7作続くかどうかはまだ明確とは言い切れないけれど、今後まだまだ続く可能性は大きいということ。最新作の『キングスマン: ファースト・エージェント』は2021年2月11日に公開となる。(フロントロウ編集部)

This article is a sponsored article by
''.