ザ・ヴァンプスが日本のファンとオンラインで交流
ザ・ヴァンプスが最新アルバム『チェリーブロッサム』の日本盤CD購入者を対象としたオンライン・ミート&グリート/撮影会を開催した。
バンドにとって通算5作目となるスタジオアルバム『チェリーブロッサム』は、日本にインスピレーションを得て制作された作品となっていて、バンドは同作で、2017年にリリースしたサードアルバム『ナイト&デイ(ナイト・エディション)』以来、2作目の全英1位を獲得した。
「Meet With The Vamps」と銘打たれたオンライン・ミート&グリートは、ザ・ヴァンプスのメンバーが自室からイベントに参加し、メンバーのブラッドが指ハートでファンに挨拶するなどリラックスした雰囲気でスタートした。
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まずは『チェリーブロッサム』に込めた想いや日本に滞在していた際のエピソードなど、バンドメンバーがファンに向けてトークを開始。このアルバムで表わされているポジティブな気持ちとバンドとしての「前進」について語り、日本の桜に影響を受けて名付けられたアルバム名についても語った。
日本のどのようなところにインスピレーションを受けたのかという質問に対しては、ボーカルのブラッド・シンプソンが次のようにコメントした。
「アジアツアーとサマーソニックの公演で日本に行って、ジェイムズ(・マクヴェイ/ギター)は彼のフィアンセと、僕は母親と一緒に日本に残って旅行したんだ。日本のファッションにはいつも魅力を感じていたけど、長く滞在しているうちに日本の自然と都市生活の共存関係にもインスパイアされていった。その時、ちょうど僕らはバンドとして大きな変化の時期を迎えていて、変化というものが必ずしもネガティブで怖いものではなく、いかに大切でポジティブなものであるかということを考えていてね。そうしたなかで、日本の桜は、まさに変化の中にある希望の光のようなものだと思ったんだ」
イベントではQ&Aセッションも行われ、選ばれた幸運な4名のファンが、メンバーに直接質問をした。「8年間バンドで活動してきて、メンバーに今だから言えることは?」という質問に対して、ジェイムズは「よくここまで来たね、ボーイズ!今が僕らの“グローリー・デイズ”なのかもしれない!」と語り、アルバム収録曲のタイトルになぞらえながら回答。他にも次に来日する際にやってみたいことや、音楽活動をしていなかったら何をしているかなど、メンバーの貴重な素顔を見ることが出来る時間となった。
最後にバンドからファンへ一足早いクリスマスプレゼント企画も実施し、ファンの喜ぶ姿だけでなくアーティスト本人の嬉しそうな様子も見受けられた。また、オンライン撮影会「Photo With The Vamps」ではファン一人ひとりとバンドメンバーが会話をし、日本のファンとバンドメンバーの距離がグッと縮まる特別なイベントとなった。(フロントロウ編集部)