プリングルズのおなじみのマスコット「Mr. P」の首から下は一体どうなっている? 人気司会者の賭けに乗ったヒゲおじさんが、ついにその全貌を見せた!(フロントロウ編集部)

プリングルズのあのキャラの首から下はどうなっているのか?

 1968年にアメリカで発売され、1994年に日本上陸したポテトチップスの「プリングルズ(Pringles)」。世界140か国以上で販売され、これまでに100種類以上もの豊富なフレーバーが登場してきた人気スナックで、年間10億ドル(約1000億円)以上を売り上げている。

 お馴染みの筒状のパッケージを飾っているマスコットのMr.Pの(ミスター・ピー)ことジュリアス・プリングルズは、チップスを象った楕円形の顔につぶらな瞳、そして、こんもりとした口髭とセンター分けにした控えめなヘア、真っ赤な蝶ネクタイがトレードマーク。

画像: プリングルズのあのキャラの首から下はどうなっているのか?

 日本では“プリングルズおじさん”や“ヒゲおじさん”の愛称でも親しまれており、男性特有のガンや、男性のメンタルヘルスなどへの関心を高める啓発月間として知られている11月には、ヒゲを剃り落とした姿を初披露して世間に衝撃を与えた。

 多くの人々に愛されるMr.Pだが、発売から50年以上がたった今も全体像が明かされたことはなく、謎のベールに包まれたまま。アメリカ本国では、Mr.Pの首から下は一体どんな姿をしているのかという議論が以前から交わされてきたが、2020年も終わりを迎えようとするなか、Mr.Pのボディがついにお目見えした。


セレブ司会者の賭けに乗っかる

 きっかけとなったのは、人気風刺トーク番組『Last Week Tonight (ラスト・ウィーク・トゥナイト)』の司会者ジョン・オリバーが、Mr.Pの知られざる全貌を話題にし、視聴者から寄せられた首から下の予想図の数々を紹介しながら、「国民には知る権利がある。体を見せてくれたら食糧支援団体の『Feeding America(フィーディング・アメリカ)』に1万ドルを寄付する」とプリングルズに賭けを申し込んだこと。

 これにプリングルズの公式ツイッターが「挑戦をお受けします」「明日、全身をお見せします」と回答し、約束通り、Mr.Pの全身がお披露目された。


思っていたよりチャラい

 口髭に蝶ネクタイという、紳士的な風貌から、首から下もきっとジェントルマンなタキシード姿か何かなのではないかと想像する人が多いなか、クリスマスデコレーションが施された豪邸の玄関でカメラを出迎えたのは、プリングルズのロゴが入った白Tシャツに真っ赤なスーツを合わせ、足元には、コンバースのスニーカーを彷彿とさせる赤いハイカットスニーカーを着用したMr.Pの着ぐるみ。

 蝶ネクタイやセンター分けの髪も省略されているその姿は、ちょっとチャラい…?


ロゴがミニマルにイメチェン

 全身お披露目の前日のプリングルズ公式のコメントでは、「Mr.Pが最後に公の場に顔を出してからは、しばらく時間が経ちました。じつは、彼は新しいルックにイメチェンしたんです」と説明されていた。以前の全身ルックがどんなものだったかは知らないが、新ルックは現代っ子風のチャラめで派手なルックらしい。

 プリングルズは、最近になり、Mr.Pが約20年ぶりにイメチェンすることを発表しており、以前よりもミニマルなデザインへと進化したロゴがお披露目されたばかり。

画像: 髪が無くなった代わりに浮き出た眉毛がプラス。©️KELLOGG'S

髪が無くなった代わりに浮き出た眉毛がプラス。©️KELLOGG'S

 今回の全身着ぐるみバージョンも、その新ルックに寄せたもので、どうやらそのためにモダンな着こなしとなったよう。

 ちなみに、ジョンがFeeding Americaに1万ドルを寄付するという条件でMr.Pの全貌を明かすことを約束したプリングルズは、ジョンと同額の1万ドルを同じくFeeding Americaに寄付することを報告している。(フロントロウ編集部)

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