セレブのプライベート情報をリークしたのは誰?
モデルでリアリティスターのレベッカ・ヴァーディと、コラムニストのコリーン・ルーニーの裁判で、過去の騒動がほじくり返されてしまった。
ことの発端は、2019年10月にコリーンがレベッカを告発したこと。コリーンはここ数年、プライベート用のインスタグラムアカウントに投稿していた情報がタブロイド紙にリークされていることに悩み、その犯人捜しをしていた。その結果、レベッカが犯人だったと、一般公開している方のインスタグラムアカウントで告発。レベッカは、自分はコリーンの情報をリークしていた犯人ではないとして否定したものの、コリーンの告発によってインターネットユーザーからの嫌がらせを受けることになり、コリーンに対して裁判を起こした。

レベッカ・ヴァーディ(左)、コリーン・ルーニー(右)。
レベッカがピーター・アンドレに謝罪
第1審ではレベッカが勝訴して現在も続くこの裁判では、コリーンが、レベッカは過去にもプライベートをタブロイド紙に話していたと資料のなかで指摘。レベッカは、当時22歳だった2004年に、イギリスのタブロイド紙であるThe News of the Worldのインタビューでシンガーのピーター・アンドレと寝たことがあると話し、「彼は素晴らしい相手になると思った。でも彼がズボンを下ろしたら!彼は最悪な相手だったね。電車代のムダだった。ピーターのは小さくて。私がこれまでに見たズボンの中のものとしては1番小さかったね。(ソーセージの種類である)チポラータのミニチュアみたいだった」と発言していた。
この発言自体かなりひどいものだけれど、今になってこの話題をほじくり返されてしまったピーターは完全にとばっちり。ピーターはこれまでに、レベッカのこの発言についてコメントしたことはない。
しかしこの度、レベッカはピーターにプライベートで謝罪していたことが明らかになった。レベッカ側が提出した資料には、「原告はこのインタビューを受けたことを後悔しており、アンドレ氏には謝罪しました。当時原告は元夫と困難な関係にあり、例のタブロイド紙にこの話をするようにという元夫からのプレッシャーを感じていました」と記載されている。
人の外見をバカにすることは酷い行為。今回はレベッカの発言がふたたび注目を浴びたけれど、女性に対しては胸のサイズや体型にネガティブな言葉を投げかけることは、一部メディアやメディア以外の日常では行なわれているし、問題になることも少ない。裁判の主旨とは違うけれど、レベッカとピーターの騒動も、様々な点から話題となった。(フロントロウ編集部)