実写版『バービー』は一体どんな内容になる?
バービー人形の実写版映画で主演を務める俳優のマーゴット・ロビーが、現在、制作が進められている同作品の気になる内容について米The Hollywood Reporterのインタビューで語った。
実写版『バービー(仮)』の主演をめぐっては、当初、人気コメディ俳優のエイミー・シューマーや映画『プラダを着た悪魔』などの出演作で知られるアン・ハサウェイの名前が挙がっていたが、最終的に映画『スーサイド・スクワッド』のハーレイ・クイン役でおなじみのマーゴットが抜擢された。
現時点での制作の進行状況については明かさなかったものの、すでに筋書きは決まっているようで、マーゴットは「私たちはいわゆる“王道”から外れたものが好きなの。バービーという知的財産、名前、それらの情報からみんなは真っ先に『あぁ、マーゴットがバービーを演じるんだ』と思ったはず。その気持ちはわかる。でも私たちのゴールは、みんながどんなことを想像していようが、それとはまったく違う“何か”を提供すること。みんなが欲していることを自分でも気づいていなかった“何か”をね」と、良い意味でファンの予想を裏切る内容になることを示唆。
ちなみに、本作の監督を務めるのは映画『レディ・バード』でアカデミー賞監督賞&脚本賞にノミネートされたグレタ・ガーウィグで、マーゴットは夫と立ち上げた制作会社ラッキーチャップ・エンターテインメントを通して、プロデューサーとしても本作に携わっている。
主演に抜擢された際の声明文で、「バービーで遊ぶことで子供たちは自分探しの旅をすると同時に、自信や好奇心、コミュニケーション力を高めることができます。約60年間、バービーはお姫さまから大統領まで、なんにだってなれると想像する力を子どもたちに与えてくれました。この作品の制作に携われること、そしてバービーを演じられることを誇りに思っています。それはこの作品が、世界中の子供たちと観客に良い影響をもたらすことができると信じているからです」と語っていたマーゴット。完成した実写版『バービー』を見るのが今から楽しみでならない!(フロントロウ編集部)