色あせぬホラー映画の名作『エクソシスト』
映画『エクソシスト』は1973年に公開されたホラー映画。神父と少女との壮絶な悪魔祓いの様子を描いた本作は多くの観客を恐怖に陥れ、現在でもホラー映画のトップに君臨する名作として知られている。
本作で監督を務めたウィリアム・フリードキンは、映画『フレンチ・コネクション』や『恐怖の報酬』といった作品を手掛けてきた名監督。そんな彼は最近、映画『エクソシスト』に関するあるウワサを否定した。
『エクソシスト』の続編は完全なウソだとコメント
フリードキン監督は自身のツイッターで、「僕が新バージョンの『エクソシスト』に関わっているというウワサが(映画データベースサイトの)IMDbに書かれている。でもこれはウワサではなく、完全なウソだ。僕にこれをやらせるに足りるお金もやる気もない」とツイートした。
There’s a rumor on IMDB that I’m involved with a new version
— William Friedkin (@WilliamFriedkin) December 17, 2020
Of The Exorcist. This isn’t a rumor, it’s a flat-out lie.
There’s not enough money or motivation in the world
To get me to do this.
2020年8月、米ETなどによって、制作会社のモーガン・クリーク・エンターテイメントが2021年に『エクソシスト』の劇場版リブートを制作すると報じられた。しかし同制作会社は最近になって2015年の呟きをリツイート。その内容は「エクソシストのリメイクを作ろうなんて絶対にしない」というもの。
For the record, we will never attempt to remake THE EXORCIST
— Morgan Creek (@Morgan__Creek) September 28, 2015
映画『エクソシスト』は、当時のアカデミー賞やゴールデン・グローブ賞で数々の賞を獲得した名作。さらに、撮影中や前後に起きた怪奇現象は、本当の心霊事件として語り継がれるほど。監督は「お金もやる気もない」と言っているけれど、そんな伝説級の名作なだけに、リブートの必要はないのかもしれない。(フロントロウ編集部)