ジョニー・デップ主演の大人気作『パイレーツ・オブ・カリビアン』
ジョニー・デップが主役のジャック・スパロウ役を務める映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズは、2003年に第1作目の『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』が公開され、大ヒットを記録した作品。
その後『パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト』、『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド』、『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉』、『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』と、5作品にわたって展開され、圧倒的な人気を誇っている。さらに現在、本シリーズはマーゴット・ロビーを主演に迎えたスピンオフ作品を制作中だと言われている。
そんなシリーズでギブス役として参加したケヴィン・マクナリーは、シリーズ第6作目がもしあるのなら、ジョニーに戻ってきて欲しいという意思を明かした。
ケヴィン・マクナリー、「まだジャック・スパロウを除外すべきではない」
『パイレーツ・オブ・カリビアン』で共演した俳優グレッグ・エリスがホストを務めるポッドキャストに出演したケヴィンは、『パイレーツ・オブ・カリビアン6』についてジャック・スパロウは出演すべきかどうかを尋ねられ、その複雑な胸中を明かした。
彼は、「シンプルに答えるとしたら、イエス。これについては、とても複雑な気持ちだ。ある意味で、シリーズ自体(の魅力)が尽きてしまったと少し感じていたから、リブートは良い考えだと思う。リブートで、若いキャラクターに焦点を当てるとしても、まだジャック・スパロウを除外すべきではないと思う」とコメント。
ジョニーは最近、元妻であるアンバー・ハードとの間に起きた訴訟問題の影響で映画『ファンタスティック・ビースト』シリーズを降板したばかり。『パイレーツ・オブ・カリビアン』は、ほかの映画会社や企業と比べてクリーンなイメージを重視する傾向が強いことで知られているディズニーが制作ということもあり、今後の出演についてはなんともいえない。
2020年12月、マーゴットを主演にしたリブート作品のプロデューサーを務めるジェリー・ブラッカイマーは、最新作にジョニーをカメオ出演でも良いから復帰させたいと考えていることが明らかになった。しかし、米THRによるとディズニーはジョニーの復帰に難色を示しているという。これは、ディズニーと並ぶ大手映画会社のワーナー・ブラザースが、ジョニーと別々の道を行くことにしたことが影響を与えているよう。(フロントロウ編集部)