Photo:スプラッシュ/アフロ,ニュースコム,©DC ENTERTAINMENT/WARNER BROS. / ENOS, CLAY / Album
映画『ワンダーウーマン』の第3作目の制作が正式決定。同作について現時点でわかっていることをまとめました。(フロントロウ編集部)

※『ワンダーウーマン』、『ワンダーウーマン 1984』のネタバレはありません。

『ワンダーウーマン』第3作目の制作が正式発表

 全世界で大ヒットした、2017年公開のDCエクステンデッド・ユニバース(DCEU)映画『ワンダーウーマン』の第2作目である映画『ワンダーウーマン 1984』は、12月18日に日本を含む世界各国の一部の劇場で公開がスタート。同時にHBOのストリーミングサービスHBO MAXでの配信が開始したが、2020年3月以降のパンデミック禍で劇場公開された作品としては最も高い1670万ドル(約17億3000万円)を稼ぎ出す好成績を記録している。

画像1: ©DC ENTERTAINMENT/WARNER BROS. / ENOS, CLAY / Album

©DC ENTERTAINMENT/WARNER BROS. / ENOS, CLAY / Album

 そんななか、ワーナー・ブラザースが第3弾の制作決定を正式発表。第1作目からメガホンを取るパティ・ジェンキンス監督と主人公のワンダーウーマンことダイアナ・プリンスを演じるガル・ガドットがそろって続投することを発表した。

 期待が高まる『ワンダーウーマン』第3作について、これまでにわかっている情報を紹介。

物語の舞台は「現代」?

 第1作目の『ワンダーウーマン』では、人間社会から孤立した女性だけのアマゾン族に生まれ、育てられた王女ダイアナがワンダーウーマンとして1914年から1918年にかけて起きた第一次世界大戦の早期終結のためイギリス・ロンドンで世界を救うべく活躍する様子が描かれた。

 そして、第2作目の『ワンダーウーマン 1984』では、前作から約70年後の1980年代の冷戦時代を背景に“全人類滅亡の脅威”に立ち向かう物語が描かれた。

画像2: ©DC ENTERTAINMENT/WARNER BROS. / ENOS, CLAY / Album

©DC ENTERTAINMENT/WARNER BROS. / ENOS, CLAY / Album

 1作目から2作目の間に70年という大きなタイムギャップがあっただけに、3作目では一体いつの時代を舞台にストーリーが展開するかは気になるところ。

 正式な年代は明かされていないものの、ジェンキンス監督は、3作目では「もう時代モノはやるつもりはない」と米Hollywood Reporterに語っており、時代背景は“現代”となることを示唆している。

 制作陣といつの時代を舞台にするか話し合いを重ねたことを明かしたジェンキンス監督は、「また過去を舞台にすることは計画していないの。だって、どの時代に行ったらいいと思う? 前に進んでいかなくちゃね。現代を舞台にした物語になることは確か。それ以上は言えないけど」とコメントしている。


あのキャラはもう戻って来ない?

 第1作目から俳優のクリス・パインが演じたアメリカ陸軍航空部のパイロットスティーブ・パインは、第2作目でも重要な役どころを担ったけれど、第3作目に登場する可能性は低いのではないかとみられている。

画像: ©DC ENTERTAINMENT/WARNER BROS. / Cortesía

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 クリスは、自身が演じたスティーブについて「彼はもう終わったと思う。やるべきことをやり終えた。みんなの幸運を祈るよ」と米Entertainment Tonightにコメントしており、キャラクターとしての役目は2作目でやり切ったと話している。

 しかし、もちろん回想シーンでのカメオ出演や、もしくは何らかの形で登場するということもあり得るので、3作目でもスティーブの姿が見られる可能性はゼロではない。


あの悪役がカムバックする?監督が“匂わせ”

 ジェンキンス監督は、第2作目に登場したクリステン・ウィグ演じるバーバラ・ミネルバこと怪人チーターが、将来再び作品に登場する可能性について、ファンとのQ&Aのなかで超意味深な言動を残している。

 あるファンから「バーバラの物語はあれで終わりなの? 私たちが、将来また彼女に出会う日は来る?」と尋ねられると、ジェンキンス監督は「さて、どうでしょう…」というひと言に、ウインクの絵文字を3つ添えて回答。思わせぶりなこの答えにファンたちが沸いている。


絶対に「劇場公開」したい

 制作開始時期や公開予定時期の目途は明かされていないものの、ワーナー・ブラザーズは、なるべく早く3部作の最後となる作品を世に送り出したいと考えているという。

 ジェンキンス監督は、ストリーミングではなく、大画面でワンダーウーマンの活躍が堪能できる劇場での公開を熱望しており、『ワンダーウーマン1984』もストリーミングサービスで配信されることに最後まで難色を示していた。

画像: 絶対に「劇場公開」したい

 第3作目の制作決定と自身の続投が発表される前に受けた米NewYork Timesとのインタビューでは、「3作目もぜひ作りたいけど、状況がちゃんんと整えばの話。もし、劇場公開できるならね。もしそうじゃなかったら、やるかどうかわからない」と発言しており、パンデミックがこの先どうなっていくかにもよるけれど、今のところは、劇場公開のみで話が進められているという。


 第2作目の公開から、1週間ほどにして、早くも次作の制作がアナウンスされた『ワンダーウーマン』。第3作目はどんな作品となるのか、どんなキャストが出演するのか、今後の続報に注目! (フロントロウ編集部)

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