グラミー賞授賞式が3月14日に延期
2021年で63回目を迎える、音楽界で最も名誉があると言われているグラミー賞授賞式は、当初、日本時間2月1日(米時間1月31日)の開催が予定されており、風刺ニュース番組『ザ・デイリー・ショー』のホストを務めるトレヴァー・ノアが司会を担当することや、ノミネート作品も発表されていた。
今回は新型コロナウイルスがまだまだ猛威を振るう中での開催とのことで、主催のザ・レコーディング・アカデミーは、無観客でのステージパフォーマンスやバーチャルでのパフォーマンスなど、さまざまな可能性を模索していたけれど、新型コロナウイルスの感染者が増加していることもありグラミー賞授賞式を延期すると発表した。
ザ・レコーディング・アカデミーのインスタグラムでは「専門家やホスト、そしてアーティストとの会話の末、第63回グラミー賞授賞式は2021年3月14日(日)にリスケジュールします。ロサンゼルスでの新型コロナウイルスの状況の悪化、病院が圧迫されICUが定員に達しているという状況、州や地方自治体からの新しいガイダンスなどを考慮し、私たちのショーを延期することが正しいことであると結論づけました。私たちの音楽コミュニティの人々とショーの制作に精力的に取り組んでいる何百人もの人々の健康と安全ほど重要なものはありません」と延期した理由と新しい日程が発表された。
2020年から新型コロナウイルスの感染拡大による影響で、アワードが軒並み延期や中止、またオンラインに移行していたけれど、2021年もその影響が続いている。また、グラミー賞が3月に延期となったということは、2月28日に予定されているゴールデン・グローブ賞授賞式や4月25日に予定されているアカデミー賞授賞式といった主要アワードにもなんらかの影響がでる可能性が考えられる。
日本時間2月1日に開催予定だった第63回グラミー賞授賞式は日本時間3月15日に開催される。(フロントロウ編集部)