デミ・ロヴァートがインフルエンサーたちを批判
新型コロナウイルスの世界的な感染拡大が収まらず、ここ日本でも一都三県に緊急事態宣言が出されようとしているなか、シンガーのデミ・ロヴァートが、このコロナ禍にも集団で出かけたりパーティーをしたりしているインフルエンサーたちを批判した。
アメリカでは、TikTokerをはじめとしたインフルエンサーたちが旅行していることなどが問題視されており、昨年末には、TikTokerとして初めてフォロワー1億人を突破したチャーリー・ダミリオとその姉のディクシー・ダミリオが、ディクシーの交際相手であるノア・ベックら友人のTikTokerたちと共にバハマへ旅行して批判されていた。
今回、デミはインスタグラムストーリーに、日本の高校生の写真をベースにしたと思われる写真をシェアして、そうしたインフルエンサーたちを暗に批判した。
デミが投稿した写真は、チューバを持った生徒がチューバでもう1人の生徒の顔を覆っているというもので、チューバを持っている生徒には「インフルエンサー」、チューバには「(メキシコの)トゥルムやマイアミでパーティーしているインスタグラムストーリー」、覆われている生徒には「その他すべての善人たち」という説明がつけられており、パーティーを楽しむインフルエンサーたちが、感染予防のために大人しくしている人々を邪魔していると風刺した写真となっている。
Demi Lovato slams TikTok stars travelling and partying amid the pandemic.https://t.co/vqqELHTcUw pic.twitter.com/2SIGxfrCM3
— PopBuzz (@popbuzz) January 6, 2021
アリアナ・グランデやビリー・アイリッシュも過去に苦言
コロナ禍に大勢で集まる人々を批判したセレブはデミが初めてではなく、過去には、アリアナ・グランデやビリー・アイリッシュもそうした人々を批判している。
アリアナは昨年、YouTubeチャンネル『Zach Sang Show』に出演した際、新型コロナウイルスの影響で自粛が求められているにもかかわらず外へ出てパーティーを楽しむインフルエンサー達を批判して、「あと何週間か家にいられないのかな?」と疑問を投げかけた上で、「命に関わるパンデミックが過ぎ去るのを待てなかったのかな?」と苦言を呈した。
また、ビリー・アイリッシュもコロナ禍に危機感ゼロで外出する人たちのことを「身勝手」と英GQのインタビューで批判して、「私たちは今、ゴーストタウンに住んでるべき。この前、車で兄の家に物を取りに行ったんだけど、たくさんの人たちが外出してた。みんなマジでバカ!超クレイジーだよね。運転中、今までと変わらない“普通の光景”が広がってた。私にはちょっと信じられなかったな」と懸念を示している。(フロントロウ編集部)