テッサ・トンプソン、大晦日にたった1人で交通事故に巻き込まれる
MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)映画の『マイティ・ソー バトルロイヤル』や『アベンジャーズ/エンドゲーム』でヴァルキリー役を演じた俳優のテッサ・トンプソンは、名作映画『ロッキー』のスピンオフ作品である『クリード』シリーズや『マイティ・ソー』シリーズに主演するクリス・ヘムズワースと再共演した『メン・イン・ブラック:インターナショナル』、ドラマ『ウエストワールド』など数々の話題作に出演する売れっ子俳優。
プライベートについてはあまり明かさず、普段誰と何をしているのかは謎のベールに包まれているテッサだが、2020年の大晦日は、パンデミックに配慮して、とにかく人と会わず、でも、せっかくだからどこかへ出かけて年越しをしようと思い立ち、自宅から山奥に所有する別荘まで車を運転して行ってみることにしたという。
Amazon プライムビデオで配信中の主演映画『シルヴィ~恋のメロディ~』のプロモーションのため米トーク番組『ジミー・キンメル・ライブ!』にリモート出演したテッサは、いろいろあった2020年最後の日に起きた、とんでもない出来事に言及。
自身が運転していた車がモンスタートラックに追突されたという、あわや大惨事な交通事故に巻き込まれたことを、無事だったのを良いことに、明るく笑いながら明かした。
ウイルスの危険を避けたつもりが…
「ずっと家から出てなくて、でも大晦日ぐらいいいかなって、『安全な事って何だろう? 別荘までドライブすればいいのか!』って思ったんだ」と、新型コロナ禍でも1人でできる大晦日の楽しみ方を考えたというテッサ。
「山の上にあるキャビンを目指してドライブして、『これって超安全。誰にも会うことも無いし』って思ってたのに、交通事故に遭っちゃったんだよね。結局、ソーシャル・ディスタンスを保ちながら、他人と交流することになっちゃった。高速道路でモンスタートラックに衝突されたの」とさらりと告白した。
「モンスタートラック」と聞いてもピンと来ない人が多いかもしれないが、モンスタートラックとは、クラッシュカーレースに使用される砂地などを進むことのできる自動車。
テッサがどんな愛車に乗っているかは不明だが、普通乗用車と比べるとタイヤがだいぶ大きく、車高も高いモンスタートラックが、もしも高速道路で突然ぶつかってきたら、死をも覚悟するほどの相当な恐怖。しかし、幸い、テッサも相手側もケガはなく、無事だったよう。
「普通の商業用免許で運転できるくらいの大きさのモンスタートラックだったよ」、「相手の運転手はとても優しかった」と明るく話したテッサ。
さらに、交通事故が頻繁に起こるロサンゼルスで育った自分にとっては、「事故なんて慣れっこ」と、けろり。これまでにも何度も交通事故に遭ってきたという彼女にとっては、大晦日の事故はかなりマシなほうだったそう。
それでも、パンデミックに揺れた2020年や、その最後の日に起きた事故を思い返してみると、「生きていられることに感謝しなくちゃね」と、しみじみと口にした。
『マイティ・ソー』新作についてコメント
もうすぐ『マイティ・ソー』シリーズ最新作『マイティ・ソー/ラブ&サンダー』の撮影のためオーストラリア入りするというテッサ。さらに『クリード』シリーズの最新作の撮影も控えている。もしも事故が悪いほうに転じてしまっていたら…と鳥肌が立つが、とにかく、大事には至らなくて本当によかった。
テッサは、『マイティ・ソー/ラブ&サンダー』ではクリストファー・ノーラン監督による『バットマン』三部作などで知られる俳優のクリスチャン・ベールが悪役を演じることに言及し、「彼は最高にすばらしい悪役を演じてくれるはず」とコメント。
さらに、テッサは、タイカ・ワイティティ監督が書いた脚本を読み、女性版のマイティ・ソーことジェーン・フォスターを演じるナタリー・ポートマンと大興奮でメール交換をしていることも明かしつつ、「絶対楽しい作品になると思う。お馴染みのキャラも出てくるよ。新しいキャラもね」とシリーズファンの期待を高めるコメントもした。(フロントロウ編集部)